熊本市
歯周病とは
歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてぐらぐらさせてしまう病気を歯周病といいます。
歯周病は、歯の損失だけではなく、その細菌がつくる毒素が血液中に入ることで全身の健康に影響を及ぼします。また、歯の損失による咀嚼力の低下で、高齢期には、低栄養、認知症リスクが高くなります。この機会に歯周病健診を受けてかかりつけ医歯科医をつくり、定期的に歯科健診を続け健康寿命の延伸を図りましょう!
対象は、年度内に40歳、50歳、60歳、70歳となる方です!
歯周病健診の受診方法
対象者
年度内に、40歳、50歳、60歳、70歳になる市民の方(ただし、当該年度1回の受診)
健診内容
問診、歯ぐき(歯肉出血、歯周ポケットの深さ)、むし歯、歯列、かみ合わせの状態、顎関節、口腔粘膜、入れ歯の適応状態、口腔清掃の状態(歯垢・歯石の付着)、健診結果の判定・説明
自己負担金
400円(ただし、非課税世帯、生活保護世帯は、無料
持参するもの
・保険証(年齢確認のため)
・自己負担金の免除対象者の方は、下記の自己負担金免除公的証明書
妊婦歯科健康診査について
妊娠中は、つわりなどで食事のとり方が不規則になり、唾液による自浄作用が低下するため口の中の衛生状態が悪くなります。また、妊娠によるホルモンバランスの変化などにより、むし歯や歯周病が進みやすくなります。
お母さんに歯周病があると早産しやすい傾向があり、またお母さんがむし歯を放置しておくと、子どもさんも早くむし歯になる可能性が高くなりますので、生まれてくる赤ちゃんのためにもお母さんの歯の健康が大切です。
早期発見・早期治療のために歯科健診を受けましょう。
対象者
市内在住の妊婦
内容
歯科健康診断、歯科相談
費用
・無料(妊娠中に1回のみ)
・治療が必要となった場合は自己負担となります。
後期高齢者歯科口腔検診について
後期高齢者医療制度では、後期高齢者歯科口腔検診を実施します。
健康で自立した生活を送るためには「食べる」ことが大切です。歯や口腔内の健康を保つことによって、おいしく食べることができ、低栄養や嚥性肺炎等を予防することもできます。
年に一度、歯科口腔検診を受診して、いつまでも健康に過ごしましょう。
対象者
後期高齢者医療制度に加入されている方
健診実施期間
令和4年(2022年)4月1日から令和5年(2023年)3月31日
自己負担額
400円