セルフケア

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    2021.08.24

    歯のフッ素症って??

    「フッ素を使いすぎると、歯が白っぽくまだらに変色すると聞いたことがあるけど

    フッ素入り歯磨き剤とかあまり使わない方がいいの?」

    と保護者の方から質問をいただいたことがあります。

    フッ素により歯が白っぽくなることを「歯のフッ素症」といいます。

    フッ素症は、永久歯がつくられる7~8歳の時期に過剰にフッ素を使用することで起こります。

    ですが、日本で普通に暮らしているぶんにはまず起こりません。

    歯のフッ素症は、多くの場合、飲料水に過剰にフッ素が含まれている地域で

    生まれてからの4~8年間でその飲料水を摂取し続けた人に現れます。

    日本では、外国のように水道水や食塩にフッ素は添加されていませんし、

    歯磨き剤も磨いた後にうがいで洗い流すので心配ありません。

    そういうわけで、日本ではフッ素症にそれほど神経質になる必要はありません。

    むしろ虫歯予防のために定期的に歯科医院で塗布していきましょう!!

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    2021.08.23

    乳歯のむし歯

    乳歯のむし歯、「生えかわるから大丈夫」と思わないでくださいね!

    乳歯にももちろん神経があるので、放置すると痛みの原因になります。

    また、大きさとできた時期によっては、乳歯の下で育つ永久歯の

    形成不全を起こしてしまうことがあるんです。

    乳歯のむし歯がある口腔環境に新たに永久歯が生えてきたら

    永久歯もむし歯になりやすくなってしまいます。

    大切な永久歯を守るためにも治療を受け、

    予防法を教わってむしばを食い止めましょう!!

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    2021.08.20

    歯みがき中に出血??

    歯みがきしているときに出血があるとびっくりしますよね??

    怖くなってしまい、ブラシをなでるように当てるだけにする方もいらっしゃいますが、

    それでは歯周病の進行は防げません。

    血が出るのは、歯茎の溝にプラークや歯石がたまっていて、

    歯茎が炎症を起こしているからなんです。

    炎症が起きている場所は擦りむいた傷口のようになっているので

    歯ブラシが当たる軽い刺激でも出血します。

    炎症を落ち着かせるためには、その場所にある細菌を減らさなければならないので、

    血が出るところはむしろ歯ブラシをしっかり当てる必要があります。

    炎症が収まれば自然と出血も落ち着くので、炎症ゼロのお口を目指して

    日々の歯みがきを頑張りましょう^^

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    2021.08.19

    小児個室希望の患者様へ

    当院は『すけひろ歯科・キッズデンタルクリニック』とあるように、

    小児の患者様が多くいらっしゃいます。(もちろん成人の方の診療も行っていますよ^^)

    小児の予防歯科は歯が生え始めた時期から重要になるのですが、

    まだ診療台に座れないお子様のために、最初はひざ上のスペースで

    保護者の方に寄り添ってもらいながら、検診・フッ素塗布などの予防歯科を行っていきます。

    少しずつ慣れてきたら診療台にご案内させていただくのですが、

    当院にはキッズルームが2部屋あり、天井についてるテレビでアニメを観ながら

    クリーニング、治療を受けてもらうので、リラックスした状態でお子様も過ごせます。

    小さいお子様の診療はもちろん、お子様ずれの保護者の方の診療、ご兄弟さんが付き添いで

    いらっしゃる場合はご予約の際に一言お伝えしていただくと個室でご予約とらせていただきますね^^

    診察室

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    2021.08.11

    フロスの正しい使い方

    「デンタルフロスで歯と歯の間のお掃除をしましょう」

    と歯医者さんでよく言われるかと思います。

    じゃあただ歯と歯の間にフロスを通せばいいの?と思われるでしょうが、

    単に”通すだけ”では、プラーク(磨き残し)はうまくとれません。

    歯の根元あたりはカーブを描いているので、

    その曲面に沿わせてフロスを動かさないといけないのです。

    歯と歯の間に通したら、糸を片方の歯の根元に押し付け動かします。

    こうすることで、カーブの所の汚れも除去できるので、

    その状態で上下に4~5回動かします。

    あまり強く動かすと、歯の周りの組織を壊してしまうので、優しく動かすのがコツです。

    隣の歯も同じようにクリーニングすることで、フロスの効果をしっかり発揮することができます。

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    2021.08.10

    歯磨き粉の量ってどのくらい?

    毎日歯みがきを頑張っているのに、いまいち効果が実感できていないという方は

    歯ブラシや歯磨き粉のオーラルケアグッズの機能を十分に引き出せていない

    “もったいない使い方”をしているかもしれません。

    歯磨き粉の量はどのくらい使っていますか??

    フッ素濃度の高い1450PPMのフッ素を使っていても、使う量はほんのちょびっと、

    米粒程度という方は結構いらっしゃいます。

    歯みがき後にお口にフッ素が長く残るほど、むし歯予防効果がアップします。

    ですから歯磨き剤は、ブラシの上に2㎝くらいはつけるようにしましょう。

    お子様の場合は、年齢ごとに推奨濃度や量がありますが、大人なら1450PPMを

    たっぷり使ってもらっても大丈夫。

    泡立ちすぎて磨きにくいなら、少量で磨いた後に改めて歯ブラシで

    歯になじませてもいいですし、低発泡のジェルタイプの歯みがき剤を使ってもいいでしょう。

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    2021.08.04

    小児予防の大切さ☆

    当院ではメンテナンスで来院されたお子様に対し、必要に応じた予防処置を行っております。

    PMTCという機械で行うプロフェッショナルクリーニングでは、

    普通の歯ブラシでは落とせない、着色の原因になる歯の表面の膜を落としていきます。

    シーラントという処置は、歯の裂溝部分のむし歯リスクが高いところに

    予防的に樹脂のクリームを流してむし歯菌の侵入を防ぎます。

    フッ素塗布は、市販で売ってあるフッ素に比べて歯科医院で扱っているフッ素の方が、フッ素濃度が高いので

    来院されたお子様には定期的に塗布させていただいております。

    どれもむし歯・歯周病予防には欠かせない処置になるので

    ☆歯医者選びで迷っている方、

    ☆忙しくなかなかお子様を歯医者に連れていけない方、

    夏休みのこの期間にぜひ当院で診させてください^^!

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    2021.08.02

    歯周治療後は歯茎が下がる?

    歯茎が下がる一番の原因は、歯周病の進行による「歯槽骨の破壊」です。

    歯は土台となる顎の骨に埋まるように生えています。

    歯周病が進行すると少しずつ顎の骨が破壊されて、出血、歯肉の腫れ、赤みなどの症状がでます。

    歯茎の炎症は歯周病菌が体内に侵入するのを防ごうとする体の反応で、

    病原菌を撃退するために、白血球などが毛細血管を通じて歯周病菌のいる歯茎に集まります。

    すると血管が充血して太くなるので、歯茎が腫れ、赤く見えるようになります。

    治療では、歯周病の度合いによって必要に応じて行っていきます。

    歯石取り後、約1週間~2週間ほどで歯茎の腫れや出血は落ち着いていきます。

    しかし歯周病の進行により下がっていった歯槽骨は簡単には戻らないので、

    歯周病になる前の状態に比べると、部分的に歯が伸びて見えたり、歯茎が下がったように感じるのです。

    そのように見えたとしても歯茎の状態は改善しているので、心配する必要はありません。

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    2021.06.23

    乳歯のむし歯

    乳歯は、胎児期から乳児期の短い期間で作られます。

    そのため、歯の外側のエナメル質も内側にある象牙質も、永久歯の半分の厚さしかありません。

    また、成長に伴い変化するかみ合わせに対応できるよう、永久歯より柔らかく、すり減りやすい構造になっています。

    こうした事情から、乳歯はむし歯になりやすかったり、歯の神経に虫歯が達しやすかったり、欠けたりしやすいのです。

    一度むし歯ができてしまうと、お口の中の常在菌が悪い方に傾いてしまい、

    むし歯になりやすい口腔内になってしまいます。

    乳歯は最悪むし歯になっても生えかわりがありますが、永久歯は一生使う歯なので充分な注意が必要です。

    むし歯になりにくい強い歯質を作るには、フッ素の使用が不可欠です。

    うがいができない時期は塗布するジェルタイプのフッ素を、

    うがいができるようになったら、洗口タイプのフッ素を使用して、

    むし歯になりにくい強い歯質を作りましょう!

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    2021.06.21

    甘いものは「量」より「食べ方」

    甘いものを控えているはずなのに、むし歯になってしまう。

    それは「食べ方」に問題があるかもしれません。

    飲食後お口の中では、細菌の生み出す酸や飲食物の酸により歯の成分が溶け出します。

    その後時間が経つことで、唾液の作用で歯の表面にミネラル成分が戻っていきます。

    歯を溶かす時間が戻す時間を上回る状態が続くと、むし歯のリスクが高くなります。

    つまり、甘い物の「量」以上に、食べる「頻度や時間」が問題となってきます。

    飴やドリンクなども、糖分が多く含まれているものだとむし歯の原因になります。

    野菜ジュースやスポーツドリンクなど、ヘルシーなイメージの飲み物でも

    意外と砂糖は含まれているので注意しましょう。