「フッ素を使いすぎると、歯が白っぽくまだらに変色すると聞いたことがあるけど

フッ素入り歯磨き剤とかあまり使わない方がいいの?」

と保護者の方から質問をいただいたことがあります。

フッ素により歯が白っぽくなることを「歯のフッ素症」といいます。

フッ素症は、永久歯がつくられる7~8歳の時期に過剰にフッ素を使用することで起こります。

ですが、日本で普通に暮らしているぶんにはまず起こりません。

歯のフッ素症は、多くの場合、飲料水に過剰にフッ素が含まれている地域で

生まれてからの4~8年間でその飲料水を摂取し続けた人に現れます。

日本では、外国のように水道水や食塩にフッ素は添加されていませんし、

歯磨き剤も磨いた後にうがいで洗い流すので心配ありません。

そういうわけで、日本ではフッ素症にそれほど神経質になる必要はありません。

むしろ虫歯予防のために定期的に歯科医院で塗布していきましょう!!