歯周病について

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    2022.12.08

    熊本市の歯周病検診

    皆様こんにちは。

    さて早速ではありますが、歯周病とはどのような病気かご存知でしょうか?

    歯槽膿漏というとピンと来られる方もいるかと思います。

    簡単に歯周病について説明すると、歯周病菌というお口の中の細菌によって、歯を支えている周りの組織が破壊される病気です。

    具体的な症状では、軽度なものだと歯みがきの時に良く出血する、歯茎が腫れた、口臭が気になるなど。

    症状が進んでくると、歯が伸びた感じがする、歯がグラグラする、食べ物を噛みにくい、といった状態になり、最悪の場合歯が抜け落ちることもあります。

    実は、歯を失う原因の1位はむし歯ではなく、歯周病なのです。

    では、どのくらい歯周病が進んでいるのかというのは軽度から中等度では症状を感じられないこともあるので検査を行わないと分かりにくいことがほとんどです。

    現在、熊本市では各歯科医院で歯周病検診を実施しています。対象は年度内に、40歳、50歳、60歳、70歳になる市民の方です。お知らせが届いたら是非検診を受けてみましょう!

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    2021.08.20

    歯みがき中に出血??

    歯みがきしているときに出血があるとびっくりしますよね??

    怖くなってしまい、ブラシをなでるように当てるだけにする方もいらっしゃいますが、

    それでは歯周病の進行は防げません。

    血が出るのは、歯茎の溝にプラークや歯石がたまっていて、

    歯茎が炎症を起こしているからなんです。

    炎症が起きている場所は擦りむいた傷口のようになっているので

    歯ブラシが当たる軽い刺激でも出血します。

    炎症を落ち着かせるためには、その場所にある細菌を減らさなければならないので、

    血が出るところはむしろ歯ブラシをしっかり当てる必要があります。

    炎症が収まれば自然と出血も落ち着くので、炎症ゼロのお口を目指して

    日々の歯みがきを頑張りましょう^^

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    2021.08.18

    紹介プレゼント☆

    当院にかかられている患者様はご存知の方が多いと思いますが、

    当院では紹介特典のプレゼントのお渡しを行っております。

    当院を紹介してくださった方、紹介でいらっしゃった方、

    双方にケアグッズのプレゼントを行っております。

    プレゼントでお渡ししているのはキッズ用、成人用の歯磨き粉になります。

    ご家族、お友達、職場の方で歯医者さん選びで悩んでいる方いらっしゃいましたら

    是非当院で診せてください^^

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    2021.08.11

    フロスの正しい使い方

    「デンタルフロスで歯と歯の間のお掃除をしましょう」

    と歯医者さんでよく言われるかと思います。

    じゃあただ歯と歯の間にフロスを通せばいいの?と思われるでしょうが、

    単に”通すだけ”では、プラーク(磨き残し)はうまくとれません。

    歯の根元あたりはカーブを描いているので、

    その曲面に沿わせてフロスを動かさないといけないのです。

    歯と歯の間に通したら、糸を片方の歯の根元に押し付け動かします。

    こうすることで、カーブの所の汚れも除去できるので、

    その状態で上下に4~5回動かします。

    あまり強く動かすと、歯の周りの組織を壊してしまうので、優しく動かすのがコツです。

    隣の歯も同じようにクリーニングすることで、フロスの効果をしっかり発揮することができます。

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    2021.08.10

    歯磨き粉の量ってどのくらい?

    毎日歯みがきを頑張っているのに、いまいち効果が実感できていないという方は

    歯ブラシや歯磨き粉のオーラルケアグッズの機能を十分に引き出せていない

    “もったいない使い方”をしているかもしれません。

    歯磨き粉の量はどのくらい使っていますか??

    フッ素濃度の高い1450PPMのフッ素を使っていても、使う量はほんのちょびっと、

    米粒程度という方は結構いらっしゃいます。

    歯みがき後にお口にフッ素が長く残るほど、むし歯予防効果がアップします。

    ですから歯磨き剤は、ブラシの上に2㎝くらいはつけるようにしましょう。

    お子様の場合は、年齢ごとに推奨濃度や量がありますが、大人なら1450PPMを

    たっぷり使ってもらっても大丈夫。

    泡立ちすぎて磨きにくいなら、少量で磨いた後に改めて歯ブラシで

    歯になじませてもいいですし、低発泡のジェルタイプの歯みがき剤を使ってもいいでしょう。

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    2021.08.04

    小児予防の大切さ☆

    当院ではメンテナンスで来院されたお子様に対し、必要に応じた予防処置を行っております。

    PMTCという機械で行うプロフェッショナルクリーニングでは、

    普通の歯ブラシでは落とせない、着色の原因になる歯の表面の膜を落としていきます。

    シーラントという処置は、歯の裂溝部分のむし歯リスクが高いところに

    予防的に樹脂のクリームを流してむし歯菌の侵入を防ぎます。

    フッ素塗布は、市販で売ってあるフッ素に比べて歯科医院で扱っているフッ素の方が、フッ素濃度が高いので

    来院されたお子様には定期的に塗布させていただいております。

    どれもむし歯・歯周病予防には欠かせない処置になるので

    ☆歯医者選びで迷っている方、

    ☆忙しくなかなかお子様を歯医者に連れていけない方、

    夏休みのこの期間にぜひ当院で診させてください^^!

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    2021.08.02

    歯周治療後は歯茎が下がる?

    歯茎が下がる一番の原因は、歯周病の進行による「歯槽骨の破壊」です。

    歯は土台となる顎の骨に埋まるように生えています。

    歯周病が進行すると少しずつ顎の骨が破壊されて、出血、歯肉の腫れ、赤みなどの症状がでます。

    歯茎の炎症は歯周病菌が体内に侵入するのを防ごうとする体の反応で、

    病原菌を撃退するために、白血球などが毛細血管を通じて歯周病菌のいる歯茎に集まります。

    すると血管が充血して太くなるので、歯茎が腫れ、赤く見えるようになります。

    治療では、歯周病の度合いによって必要に応じて行っていきます。

    歯石取り後、約1週間~2週間ほどで歯茎の腫れや出血は落ち着いていきます。

    しかし歯周病の進行により下がっていった歯槽骨は簡単には戻らないので、

    歯周病になる前の状態に比べると、部分的に歯が伸びて見えたり、歯茎が下がったように感じるのです。

    そのように見えたとしても歯茎の状態は改善しているので、心配する必要はありません。

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    2021.04.21

    歯周病のリスクファクター

    歯周病とは、歯を支えている周りの組織の病気です。

    むし歯とは違いほとんど痛みがなく、気づかない間に進行します。

    そのリスクファクターは喫煙や咬合性外傷、全身疾患やストレスなど様々です。

    歯肉の腫れ、口臭、歯茎からの出血にはじまり、

    歯の動揺、排膿、歯肉退縮など気づくのが遅いと最悪、歯を残すのが

    難しくなってくる場合もあります。

    また、歯周病菌がつくる毒素が血管から体内に侵入すると

    脳卒中、心臓病、糖尿病の悪化など全身疾患にまで影響を及ぼします。

    ゆっくり進行する歯周病。自分では気づきにくいからこそ

    しっかり歯科医院で検査して現状を知るきっかけを作りましょう!!

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    2021.03.30

    歯ブラシの交換時期

    お口のケアに熱心な方でも意外と見落としがちなのが

    「歯ブラシの交換時期」です。

    2~3か月、または半年変えていないというかたもいらっしゃいます。

    歯ブラシは使っているうちに毛にこしがなくなり、

    毛先がひらいたり、くるっと曲がってしまいます。

    そうすると、歯周ポケットのなかなど磨きたいところに

    ブラシがうまく届きません。

    歯ブラシの交換時期の目安は一か月といわれています。

    そんなに頻繁に変えるのはもったいないと思うかもしれませんが、

    そのまま使い続けても頑張りの効果がでない

    「もったいないオーラルケア」になってしまいますよ!!

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    2021.01.18

    ドライマウスについて「原因編」

    ドライマウスという症状をご存じですか?

    別名「口腔乾燥症」といいます。

    疑われる症状としては、

    ■お口の中が焼けるように痛い ■味がしにくい

    ■話しにくい ■口臭が気になる

    などが挙げられます。

     

    自律神経の乱れにより起こるドライマウス。

    中高年の方は更年期のホルモンバランスの乱れ、若い方ではストレスによる影響でも

    唾液が出にくくなる方はいらっしゃいます。