2026.01.05
ブルーラジカルって??
ブルーラジカルって何?
一言で説明すると厚生労働省が承認した世界初の歯周病治療器です。
難しい言葉でいうと過酸化水素光分解殺菌技術と呼ばれるものを利用して歯周病菌を殺菌します。どのような機序になっているかというと、3%過酸化水素に青色可視光をあてると、過酸化水素が分解されてフリーラジカルと呼ばれる殺菌作用を有する物質が生成されます。
このフリーラジカルと歯周病菌が結びつくことで、歯周病菌は不活性化(殺菌)されます。殺菌と聞くと何やらものすごい毒物ではないか?生体にとって害が大きいのではないか?と心配される方もいると思います。
しかし、このフリーラジカルは生体内のマクロファージや好中球などの免疫を担当する細胞からも生成される物質で、もともと生体内にも存在します。ただし、過剰な生成・放出が起こると生体にとっても害は起こります。
そのためこのブルーラジカルでは、器具をあてたその部位に限局してこのフリーラジカルを生成し、かつ濃度やその放出時間までしっかりとコントロールできているため安全に使用することが可能となっています。
このブルーラジカルを治験では、フリーラジカル単独では発がん性がないことや口腔粘膜への障害などは認められなかったと報告されています。
2025.12.23
歯周病治療って歯石除去以外どういうものがあるの?
前回、歯周治療についてお話をした中で歯周外科、再生療法について簡単に紹介しました。歯周再生療法は以前より歯周外科実施時にエムドゲインと呼ばれる薬剤を併用し、失った歯周組織を再生させる方法があり、10年ほど前からはリグロスと呼ばれる保険適用の歯周組織再生のための薬剤も出現しました。
これらの治療は、歯石を除去して、感染源を減らし、付着と呼ばれる治癒を促す以前からの術式に比較し、失った骨や歯根膜組織の細胞そのものの再生を促すという点で非常に画期的な治療法となりました。
そしてここに、最近多くのメディアでも紹介されている新しい歯周病治療、それがブルーラジカルになります。ブルーラジカルは世界初の歯周病治療器で、歯周病の原因である歯周病菌を殺菌することで歯周病の改善を図る治療機器となります。
次回はこのブルーラジカルについて詳しくお話をしていきます。
2025.12.17
歯周病治療について
前回は歯周病を引き起こす歯周病菌と歯石の関係についてお話をしました。歯石が付着していると歯周病菌にとって居心地のいい環境ができて、歯周病菌の増加、歯周病の悪化につながるということでしたね。
なので歯周病治療では歯石とりを行うことで、歯周病菌を減らし、歯周組織の改善を図ることができるのです。歯の表面に付着してから時間の経過した歯石は強固でなかなか除去が難しいことがあります。また、この歯周病治療は盲目的に行うため術者のスキルによって結果に差が出たり、深い部位に付着した歯石はどんなに卓越した術者でもすべてを取りきることは難しいのです。なので、歯周病の治療は回数がかかる、一度歯周病の治療を行っても再度治療が必要になることがあるのはこれが理由です。
そして、更なる歯周病の改善のために、この深い部分に付着した歯石を除去するためには歯周外科処置と呼ばれる方法があります。そうです、歯周病のための外科処置です。現在では歯周病によって失われた歯槽骨を再生させるための処置もあり、重度歯周病の方に対して行うことがあります。ただし、健康状態や外科処置への不安から処置に踏み切れない方もいるのも事実です。
また外科処置まで行わなかった方でも、中には歯周病の治療中またはその後歯が染みるようになったなど苦手な人もいるかと思います。しかし、多くの方が歯周治療後、歯みがきがしやすくなった、出血が減ったなどの効果を感じられていると思います。
一度しっかりと歯周病治療を行った後は、定期的にお口の中を管理していくことで歯茎などの歯周組織が安定します。これがメンテナンスです。歯の土台となっている歯茎の健康を守ることが歯の寿命を延ばし、そして健康寿命も延びるのです。
2025.12.08
【歯周病って??】
このブログを読んでいただいている方の中にも、これまで歯科を受診して歯周病といわれたことのある方がいるかと思います。
歯茎が腫れる、歯がグラグラしてくる・・・。歯周病に対してこのようなイメージも多く、実際に日本人が歯を失う原因の1位は歯周病です。
そんな歯周病の治療で大事になってくるのが感染源の除去になります。その方法は歯周病を引き起こす歯周病菌を減らすことにあるのですが、どのようにして歯周病菌を減らしているかご存じですか?
そう!皆さんが一度はされたことのある歯石とりです。歯石の中は酸素が届きにくい環境にあり歯周病菌はそんな酸素が少ない環境を好むのです。その歯周病菌が歯茎や歯を支えている歯槽骨と呼ばれる骨に対して炎症作用のある物質を放出するため、歯茎が腫れたり、歯がグラグラしたりするのです。
次回はその歯周病治療(歯石除去)についてお話をしていきます。
2022.12.08
熊本市の歯周病検診
皆様こんにちは。
さて早速ではありますが、歯周病とはどのような病気かご存知でしょうか?
歯槽膿漏というとピンと来られる方もいるかと思います。
簡単に歯周病について説明すると、歯周病菌というお口の中の細菌によって、歯を支えている周りの組織が破壊される病気です。
具体的な症状では、軽度なものだと歯みがきの時に良く出血する、歯茎が腫れた、口臭が気になるなど。
症状が進んでくると、歯が伸びた感じがする、歯がグラグラする、食べ物を噛みにくい、といった状態になり、最悪の場合歯が抜け落ちることもあります。
実は、歯を失う原因の1位はむし歯ではなく、歯周病なのです。
では、どのくらい歯周病が進んでいるのかというのは軽度から中等度では症状を感じられないこともあるので検査を行わないと分かりにくいことがほとんどです。
現在、熊本市では各歯科医院で歯周病検診を実施しています。対象は年度内に、40歳、50歳、60歳、70歳になる市民の方です。お知らせが届いたら是非検診を受けてみましょう!
2021.08.20
歯みがき中に出血??
歯みがきしているときに出血があるとびっくりしますよね??
怖くなってしまい、ブラシをなでるように当てるだけにする方もいらっしゃいますが、
それでは歯周病の進行は防げません。
血が出るのは、歯茎の溝にプラークや歯石がたまっていて、
歯茎が炎症を起こしているからなんです。
炎症が起きている場所は擦りむいた傷口のようになっているので
歯ブラシが当たる軽い刺激でも出血します。
炎症を落ち着かせるためには、その場所にある細菌を減らさなければならないので、
血が出るところはむしろ歯ブラシをしっかり当てる必要があります。
炎症が収まれば自然と出血も落ち着くので、炎症ゼロのお口を目指して
日々の歯みがきを頑張りましょう^^

2021.08.18
紹介プレゼント☆
当院にかかられている患者様はご存知の方が多いと思いますが、
当院では紹介特典のプレゼントのお渡しを行っております。
当院を紹介してくださった方、紹介でいらっしゃった方、
双方にケアグッズのプレゼントを行っております。
プレゼントでお渡ししているのはキッズ用、成人用の歯磨き粉になります。
ご家族、お友達、職場の方で歯医者さん選びで悩んでいる方いらっしゃいましたら
是非当院で診せてください^^
2021.08.11
フロスの正しい使い方
「デンタルフロスで歯と歯の間のお掃除をしましょう」
と歯医者さんでよく言われるかと思います。
じゃあただ歯と歯の間にフロスを通せばいいの?と思われるでしょうが、
単に”通すだけ”では、プラーク(磨き残し)はうまくとれません。
歯の根元あたりはカーブを描いているので、
その曲面に沿わせてフロスを動かさないといけないのです。
歯と歯の間に通したら、糸を片方の歯の根元に押し付け動かします。
こうすることで、カーブの所の汚れも除去できるので、
その状態で上下に4~5回動かします。
あまり強く動かすと、歯の周りの組織を壊してしまうので、優しく動かすのがコツです。
隣の歯も同じようにクリーニングすることで、フロスの効果をしっかり発揮することができます。

2021.08.10
歯磨き粉の量ってどのくらい?
毎日歯みがきを頑張っているのに、いまいち効果が実感できていないという方は
歯ブラシや歯磨き粉のオーラルケアグッズの機能を十分に引き出せていない
“もったいない使い方”をしているかもしれません。
歯磨き粉の量はどのくらい使っていますか??
フッ素濃度の高い1450PPMのフッ素を使っていても、使う量はほんのちょびっと、
米粒程度という方は結構いらっしゃいます。
歯みがき後にお口にフッ素が長く残るほど、むし歯予防効果がアップします。
ですから歯磨き剤は、ブラシの上に2㎝くらいはつけるようにしましょう。
お子様の場合は、年齢ごとに推奨濃度や量がありますが、大人なら1450PPMを
たっぷり使ってもらっても大丈夫。
泡立ちすぎて磨きにくいなら、少量で磨いた後に改めて歯ブラシで
歯になじませてもいいですし、低発泡のジェルタイプの歯みがき剤を使ってもいいでしょう。

2021.08.04
小児予防の大切さ☆
当院ではメンテナンスで来院されたお子様に対し、必要に応じた予防処置を行っております。
PMTCという機械で行うプロフェッショナルクリーニングでは、
普通の歯ブラシでは落とせない、着色の原因になる歯の表面の膜を落としていきます。
シーラントという処置は、歯の裂溝部分のむし歯リスクが高いところに
予防的に樹脂のクリームを流してむし歯菌の侵入を防ぎます。
フッ素塗布は、市販で売ってあるフッ素に比べて歯科医院で扱っているフッ素の方が、フッ素濃度が高いので
来院されたお子様には定期的に塗布させていただいております。
どれもむし歯・歯周病予防には欠かせない処置になるので
☆歯医者選びで迷っている方、
☆忙しくなかなかお子様を歯医者に連れていけない方、
夏休みのこの期間にぜひ当院で診させてください^^!

歯周病について
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