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2019.12.03
歯周病、むし歯の治療の流れ
こんにちは、院長の助廣です。
今回は、歯周病治療と他の治療との関連性についてお話をしていきます。
まず、歯周病とは歯茎や歯を支えている歯の周りの歯周組織(特に歯槽骨)に起こる疾患です。歯周病に罹患している患者さんの多くが歯肉炎という歯茎が腫れている状態を併発しています。
そのため、歯石を除去し歯茎の炎症が落ち着いてくると歯茎がだんだんと引き締まり治療前の状態に比較して歯茎が下がったと感じる方もいるかと思います。
この治療後の歯茎が引き締まるということは非常に重要で、歯周病治療前にかぶせ物の治療を行ったり、歯茎の際の部分の虫歯の治療をすると、歯周病の治療後に見た目がおかしくなってしまったり、形態不良で磨き残しが出やすくなったりすることがあります。
また、インプラント治療を考えられている方も同じです。インプラントは外科処置が必要で、先に歯周病治療を行っておくことで感染リスクを下げられるメリットがあります。
また、歯周病治療に伴い、抜歯が必要な歯がある場合は、状況にもよりますが、早めの抜歯が必要です。
なぜなら、抜かないといけない歯は感染源の温床となっており、無理に残しておくことで歯周病治療が思うように進まなかったりする原因になるためです。
例外もありますが、通常、抜歯→歯周病治療→虫歯・かぶせ物・インプラント治療の順番で進めていくことを推奨します。
熊本市東区長嶺南1‐6‐5
すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック
院長 助廣 都祈
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2019.12.02
歯周病の進行
こんにちは、院長の助廣です。
歯茎が腫れた、歯がグラグラして咬みにくい、口臭が気になる、歯が長くなってきた。これらが気になっている方は歯周病が進行している可能性があります。
歯周病とは、歯茎と歯を支えている歯槽骨と呼ばれる骨を含む歯の周りの歯周組織の疾患です。
歯周病は、その症状により軽度、中等度、重度に分類されます。
軽度の場合、歯茎が腫れたなど具体的な症状がなければほぼ無症状であることがほとんどです。
ただし、自覚症状がなくても、歯茎の中では確実に歯周病は進行しています。
なので、「あれっ?歯周病かな?」と思ったときにはある程度進行していることが多くみられます。
歯周病の予防・早期発見には定期的に検査・クリーニングを行い、歯石が付着しないように心がけていくことが大事になります。
繰り返しになりますが、歯周病は無症状のまま進行していきます。
歯周病の予防・早期発見が歯を守るための第一歩です!
熊本市東区長嶺南1‐6‐5
すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック
院長 助廣 都祈
歯周病について
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