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2020.03.02
大切なお子様の歯を育てるために
一般的に生後6か月ごろから乳歯が生え始め、6歳ごろから永久歯に生えかわります。
自分できちんと磨けるようになるには、長い年月が必要です。
子どもの歯を守るのは、パパとママの正しい知識と習慣です。
親子で一緒に続けていって、いずれは一人で上手に磨けるその日まで。
何かお手伝いできることはないかな?
そのような想いで私たちは日々診療しています。
お子様の成長に合わせた、0歳からの予防歯科を始めましょう!
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2020.02.14
歯並びのためのお口のトレーニング④
舌の位置が悪いと歯並びにいろいろ影響するかもしれません。では舌の位置を正しい位置にするにはどのようにすればよいのでしょう?
それは、舌をはじめとしたお口の周りの筋肉のバランスを改善するトレーニングが有効です。
普段はしないお口の動き方をするので、最初は大変かもしれませんが毎日継続することで効果が出てきます。
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2020.02.13
歯並びのためのお口のトレーニング③
舌には収まるべきポジションがあります。歯に加わる力のバランス、ひいては歯並びを乱す原因となりやすいのが舌です。
リラックス時に舌が上あごの天井についているのが理想です。対して舌が下に下がって前歯にもたれかかっていたり、歯を押す癖があると常に歯にジワリと力がかかります。これが歯並びに悪影響を与えます。
舌が歯にもたれかかって力をかけている場合、舌に押されて歯が前に出てきます。上の歯が前に出れば出っ歯に、舌の歯が前に出れば受け口になります。
さらに舌の力が顎の成長まで影響すると、奥歯を噛み合わせていても前歯が開いてしまう開口になりやすくなります。
原因には、舌を持ち上げる筋肉が弱かったり、舌を歯にあてる癖がついていることが考えられます。
こうした舌の癖は矯正治療の妨げにもなり、治療が終わって装置を外した後に後戻りを起こす原因になります。
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2020.02.12
歯並びのためのお口のトレーニング②
お子様について、以前はそれほどでもなかったのに最近前歯が出てきたような気がして・・・
このようなことはありませんか?
それはもしかしたら舌や唇に癖があって、歯に余計な力がかかっている可能性があります。
舌の動きに独特な癖があったり、お口がポカンと開いていることはありませんか?
歯の位置や傾きは舌と唇の力のバランスに強く影響されます。
舌や唇の癖があると歯を並べる力のバランスが崩れるだけでなく、顎やお口全体の発育にも影響を与えます。
そのような癖を改善し、健康な歯並びと顔貌を手に入れるのに効果を発揮するのが「お口のトレーニング」です。
次回は舌についてのお話です。
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2020.02.08
歯並びのためのお口のトレーニング①
歯並びは、実は歯のみで決まるのではなく、周りにある舌や唇の力に影響されます。
例えば、歯の生えかわり時期のお子様の場合、舌の位置が悪くていつも歯に圧がかかっていると、歯は前へ前へと押し出されていきます。
また大人でも、矯正治療を始めたときに下からの圧が強いままだと矯正治療がスムーズに進まなかったり後戻りしてしまいます。
舌の位置を治し舌や唇からの力のバランスを改善するにはお口のトレーニングが必要です。数回にわたりこのトレーニングについてご説明していきます。
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2020.02.07
先欠
もともと歯が少ない場合のことを先欠といいます。先欠が多くみられるのは永久歯では前から2番目の歯である側切歯、5番目の第二小臼歯、親知らずである第三大臼歯です。
これらは遠心退化論と呼ばれる法則で、前歯、小臼歯、大臼歯で分類した場合後方の歯が退化して欠損していることが多いというものです。
歯が少ない場合には、後ろの歯がそのスペースを利用して隙間を埋めてきれいに歯が並べば問題はありませんが、スペースが残るようなことがあればその場所をどうするかを考えなくてはなりません。
例えば成人してインプラントを入れるなどの対応です。
小児期には成人してからの歯並びの予測が可能になるので、将来に向けてどう向き合えばいいのか計画を立てておくことは非常に重要なことになります。
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2020.02.05
森の泉
有名な話で、木こりが泉の中に斧を落として女神が出てくるという話。
正直に答えた木こりは女神から金の斧をもらい幸せになるというお話です。
木を切るだけなら鉄の斧、銀の斧、金の斧も変わりありません。でも、金の斧は金でできているという付加価値があります。
金という金属の特徴として、錆びにくい、劣化が少ないという大きなメリットがあります。劣化が少ないということが市場価値を高めている一つの点です。
これは、歯のかぶせ物にも同じことが言えます。
お口の中は絶えず唾液で満たされ、金属が腐食しやすい環境といえます。
噛むという点であればどちらもしっかり噛める素材です。しかし、時間が経つにつれ、ふちの部分から腐食が起きたりするのも事実です。腐食が起こるとその部分が虫歯になりやすくなります。
金やセラミックの持つ材質の安定性は今後の予防にもつながります。
もちろん材料を変えただけで、むし歯を予防できるわけではないので今後のメンテナンスはより重要な役割を持ちます。
むし歯で治療が必要になった歯を治療後、「金の斧」の状態で保つには予防の意識と行動が大切ですね。
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2020.01.27
子どもの記憶と歯科
子どもの記憶の形成は3歳頃から始まるといわれています。3歳未満の時の記憶は成長と共にだんだんと記憶が薄れてくるということです。
しかし、3歳を過ぎて経験したことは後々記憶に残りやすいといわれます。
つまり、3歳を過ぎて、歯科で抑えられて治療を受けた、痛い経験をしたということが積み重なってくると、それは成人してからも記憶に残っていきます。
治療が必要な場合には、治療で嫌な経験をさせないことが大事になります。
それ以上に大切なのは、3歳になったときに治療が必要な状態にさせないこと、そこまでの予防が大切になります。
ぜひ0歳からの予防、むし歯0を目指していきましょう!
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2020.01.25
タフトブラシ
歯の表面は歯ブラシを、歯と歯の間や隙間をフロスや歯間ブラシを用いる方は多いと思います。
しかし、最後方の部分はなかなか通常の歯ブラシでは届きにくいことがあります。
そこでお勧めなのがタフトブラシです。
タフトブラシはその形状から最後方や歯の溝の部分を磨くのに適しています。
清掃器具には得意・不得意があるので普段のケアで気になることがありましたら何なりとご相談ください。
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2020.01.21
歯ブラシだけでは磨けない部分があります
歯茎の溝の中は細菌がたまりやすい場所で、たまった細菌は歯周病の原因になります。そのためこの部分を歯ブラシで念入りに磨いている人も多いことでしょう。
ですが、歯ブラシでは溝の中の細菌を完全には取りきれません。しかも、無理に溝の中にブラシの先端を入れて磨き続けると歯茎が傷つき、痩せて、虫歯になりやすい歯の根元が露出します。
歯茎を傷つけずにきれいに細菌を取り除くには専用の器具が必要になるので定期的な受診が必要になります。
セルフケアでは、歯と歯の間にフロスを使用すること、歯間ブラシを使用すること、フッ素入りの歯磨剤を使用することをお忘れなく!
予防歯科
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