-
2021.04.21
歯周病のリスクファクター
歯周病とは、歯を支えている周りの組織の病気です。
むし歯とは違いほとんど痛みがなく、気づかない間に進行します。
そのリスクファクターは喫煙や咬合性外傷、全身疾患やストレスなど様々です。
歯肉の腫れ、口臭、歯茎からの出血にはじまり、
歯の動揺、排膿、歯肉退縮など気づくのが遅いと最悪、歯を残すのが
難しくなってくる場合もあります。
また、歯周病菌がつくる毒素が血管から体内に侵入すると
脳卒中、心臓病、糖尿病の悪化など全身疾患にまで影響を及ぼします。
ゆっくり進行する歯周病。自分では気づきにくいからこそ
しっかり歯科医院で検査して現状を知るきっかけを作りましょう!!
-
2021.04.19
歯を失った方へ
むし歯や歯周病が進行してやむなく抜歯をした歯、
そのままにしていませんか?
特に困ることはないし、他のところで噛めるから~とそのままにしていると
隣の歯が傾いてきたり、噛み合わせの歯が伸びてきたり、
他の健康な歯に負担がかかったりと、
実は様々な悪影響を及ぼします。
抜いた歯はそのままにしておくのではなく、
なにか”欠損補綴”を入れる必要があります。
方法としては①入れ歯②インプラント③ブリッジ です。
お口の中の状況によって、患者様に最適な治療法はなにか
提案させていただきたいので心当たりのある方は
是非一度当院で診せてください。
-
2021.04.14
歯ぎしり、食いしばりによるお口への影響
普段集中しているときや、寝ているときに
無意識にしてしまっている”歯ぎしり”や”食いしばり”
実は歯や顎への負担はとても大きいんです。
長期間にわたって歯ぎしり、食いしばりを行った場合
歯の摩耗、咬耗、知覚過敏、顎関節症などが誘発されます。
進行して歯に亀裂が入ると、神経からの感染リスクから守るため
かぶせ物の処置まで必要になります。
せっかくむし歯、歯周病に気を付けて毎日ケアしていても
歯ぎしりなどで大切な歯が削れてしまっては意味がありません。
自分では気づきにくいですが、私たちに見せて頂いたら現状をお伝えし、
予防策を提案させていただきます。
顎の疲れなど感じ始めたら、是非一度見せてください!^^
-
2021.04.08
お子様のお口のケア
お子様の歯の健康にとって、仕上げ磨きはとても大切です。
ただ、お熱や機嫌が悪いときに仕上げ磨きができないことは、当然ながらあると思います。
そういう時は無理に頑張らず、特別におやすみして
体調や機嫌がよくなったタイミングでしてあげるといいでしょう。
むし歯や歯肉炎は、1日やそこら休んだからと言って
急激に進行するものではありません。
小さいお子様でどうしても歯みがきさせてくれない場合、
ガーゼを指に巻いて前歯をふき取るとよいでしょう。
哺乳瓶やマグを使ってるお子様の場合、油断するとイオン飲料などが前歯の周りにたまりやすく、
前歯のむし歯のリスクが高くなります。
お子様の歯みがきにあまりプレッシャーを感じすぎず、
楽しくクリーニングできるといいですね!!
-
2021.04.07
すっぱいものを食べた後
黒酢やグレープフルーツなどすっぱいものを飲食した後、
歯の表面が酸で一時的に柔らかくなります。
この状態での歯みがきを毎日していると、やがて歯が摩耗症になり
知覚過敏などの原因になってしまいます。
歯へのダメージを避けるには、酸性度の高い物を摂った後は30分ほど置いて
唾液が酸を中和するのを待ってから歯みがきしましょう。
一緒に他の食品も食べて、お口の中を強い酸性度にしないという方法もあります。
ちなみに、高い酸性度の食品を摂っていないなら
食後すぐに歯みがきをしても問題ありません。
-
2021.04.06
歯みがき後のうがいについて
唾液による歯の修復作用を促し、歯を強くしてくれるフッ素。
1450ppmのものなど、フッ素濃度が高い歯磨き剤ほど
その効果を発揮するのですが、そのためには
「お口の中にフッ素が長時間留まる」必要があります。
歯みがきをした後、歯みがき剤の味が残るのが嫌で何度もすすぐ人がいますが
それだと効果が激減してしまいます。
歯みがき後のすすぎは、「少量の水で一回だけ」が理想です。
フッ素の効果を最大限生かして、むし歯になりにくい強い歯を作りましょう!!
-
2021.04.05
コロナウイルス感染症と喫煙
新型コロナウイルス感染症に感染した場合、
非喫煙者に比べた喫煙者の重症化リスクは1.98倍。
約2倍の数値になっています。
死亡リスクも1.79倍と高めです。
タバコを吸っていると肺が弱って肺の病気が重症化するというのは
今までずっと言われていたことです。
そもそも、タバコの煙に含まれる有害物質は
口からのどや気管を通って肺にいきます。
有害物質が通った場所は傷つき、からだの防御力が弱くなるので
喫煙者の方、一日に吸う本数が多い人ほど
新型コロナウイルスも重症化のリスクが上がると推測されます。
しかし、以前タバコを吸っていて最近になって禁煙をした場合、
ニコチンなどによる免疫系への悪影響がなくなり
1週間以内に免疫系の機能回復が見込めます。
減煙ではあまり意味はありませんが、禁煙なら今までタバコを吸っていた方でも
リスクを下げることは充分に可能です。
新型コロナウイルスが流行っているいまこそ
「タバコのやめどき」なのかもしれないですね!!!
ブログ
- HOME
- ブログ
CATEGORYカテゴリー
RECENT POSTS最近の投稿
TAGタグ
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2023年 (9)
-
2022年 (1)
-
2021年 (45)
-
2020年 (83)
-
2019年 (118)