歯周病について

  • BLOG

    2021.08.02

    歯周治療後は歯茎が下がる?

    歯茎が下がる一番の原因は、歯周病の進行による「歯槽骨の破壊」です。

    歯は土台となる顎の骨に埋まるように生えています。

    歯周病が進行すると少しずつ顎の骨が破壊されて、出血、歯肉の腫れ、赤みなどの症状がでます。

    歯茎の炎症は歯周病菌が体内に侵入するのを防ごうとする体の反応で、

    病原菌を撃退するために、白血球などが毛細血管を通じて歯周病菌のいる歯茎に集まります。

    すると血管が充血して太くなるので、歯茎が腫れ、赤く見えるようになります。

    治療では、歯周病の度合いによって必要に応じて行っていきます。

    歯石取り後、約1週間~2週間ほどで歯茎の腫れや出血は落ち着いていきます。

    しかし歯周病の進行により下がっていった歯槽骨は簡単には戻らないので、

    歯周病になる前の状態に比べると、部分的に歯が伸びて見えたり、歯茎が下がったように感じるのです。

    そのように見えたとしても歯茎の状態は改善しているので、心配する必要はありません。

  • BLOG

    2021.04.21

    歯周病のリスクファクター

    歯周病とは、歯を支えている周りの組織の病気です。

    むし歯とは違いほとんど痛みがなく、気づかない間に進行します。

    そのリスクファクターは喫煙や咬合性外傷、全身疾患やストレスなど様々です。

    歯肉の腫れ、口臭、歯茎からの出血にはじまり、

    歯の動揺、排膿、歯肉退縮など気づくのが遅いと最悪、歯を残すのが

    難しくなってくる場合もあります。

    また、歯周病菌がつくる毒素が血管から体内に侵入すると

    脳卒中、心臓病、糖尿病の悪化など全身疾患にまで影響を及ぼします。

    ゆっくり進行する歯周病。自分では気づきにくいからこそ

    しっかり歯科医院で検査して現状を知るきっかけを作りましょう!!

  • BLOG

    2021.03.30

    歯ブラシの交換時期

    お口のケアに熱心な方でも意外と見落としがちなのが

    「歯ブラシの交換時期」です。

    2~3か月、または半年変えていないというかたもいらっしゃいます。

    歯ブラシは使っているうちに毛にこしがなくなり、

    毛先がひらいたり、くるっと曲がってしまいます。

    そうすると、歯周ポケットのなかなど磨きたいところに

    ブラシがうまく届きません。

    歯ブラシの交換時期の目安は一か月といわれています。

    そんなに頻繁に変えるのはもったいないと思うかもしれませんが、

    そのまま使い続けても頑張りの効果がでない

    「もったいないオーラルケア」になってしまいますよ!!

  • BLOG

    2021.01.18

    ドライマウスについて「原因編」

    ドライマウスという症状をご存じですか?

    別名「口腔乾燥症」といいます。

    疑われる症状としては、

    ■お口の中が焼けるように痛い ■味がしにくい

    ■話しにくい ■口臭が気になる

    などが挙げられます。

     

    自律神経の乱れにより起こるドライマウス。

    中高年の方は更年期のホルモンバランスの乱れ、若い方ではストレスによる影響でも

    唾液が出にくくなる方はいらっしゃいます。

  • PREVENTIVE DENTISTRY

    2021.01.12

    インプラントのセルフケア

     

    歯科医院での数か月に一度のクリーニングだけでは、

    日々の細菌の蓄積に対処できず、インプラントの歯周病は防げません。

    患者様の日々のセルフケアこそが重要なのです。

     

    歯ブラシをしっかり当てることに加え、より高いレベルの

    プラークコントロールのために、歯間ブラシやフロスの併用をご検討ください。

    その際には誤ってインプラントの周りの歯茎を傷つけないように

    あなたのインプラントの状態にあった使い方を

    歯科衛生士さんに教えてもらうようにしましょう。

     

    定期的なメインテナンスと、高いレベルのセルフケアが

    インプラントを長持ちさせるカギになります。

  • BLOG

    2021.01.12

    インプラントと天然歯の違い

    インプラントと天然歯の違いは、

    「歯茎の繊維のバリアがない」ことです。

     

    天然歯では、歯茎の内部に繊維が伸びていて、歯と密接に絡みついています。

    これは、歯と歯茎の付着を強化するほか、体内への細菌の侵入を防ぐバリアの役目も担います。

     

    歯を失うと、この繊維の多くも一緒に失われます。

    だから、インプラント周りの歯茎は細菌に弱く、”歯周病”になりやすいのです。

     

    天然歯に起こる歯周病と、インプラントに起こる歯周病。

    どちらも犯人はプラーク(細菌の塊)なのは変わりありません。

    歯科医院でメインテナンスに定期的に来ることはもちろん、

    セルフケアのレベルアップも重要になります。

  • BLOG

    2020.08.31

    治療の中断は危険です

    8020運動

    痛みが強い場合、ほとんど場合が炎症によるものです。

    炎症を抑え、炎症が起こっている部位に負担がかからないようにすることで一時的な痛みは緩和されます。

    ただし、その場合のほとんどは、一時的に炎症が引いているだけで根本的な部分は解決されていないことがほとんどです。

    炎症を抑えるためのお薬の効果が切れてくると、また最近の活動が活発化して症状が再発することがあります。無症状で経過した場合でも、症状がないところで細菌は活動していますので徐々に悪化していきます。

    歯も歯茎もある程度の免疫(体力)があるため、初期の軽度のむし歯や歯周病の場合には無自覚で病状が進行することがほとんどです。

    そのため、自身で自覚できるようになったころには、ある程度病状が進行していたということはあります。

    まず大事なことは、ご自身の今のお口の状態を正しく知ること、症状がある場合にはきちんと治療を完結させることが重要です。

    治療中は外からの影響を受けやすい状態で、一度悪くなるとさらに治療期間がかかります。

    お口は健康の入り口といわれるように、まずは食への不安を無くすことが健康への第一歩ではないでしょうか。私たちはそのお手伝いができるように日々研鑽を積んでまいります。

     

  • BLOG

    2020.08.12

    急な歯の痛みにご注意を!

    ふとした時に、急に歯が痛み出したことはありませんか?もし今までも歯が時々痛くなったり、痛くなくなったり繰り返していませんか?

    歯も歯茎も悪くなった直後には痛みが出ますが、時間が経つと徐々に痛みが引いてくることがあります。

    お口の中における痛みは主に、「炎症」によるものです。炎症は活動が活発で痛みを伴う「急性期」と活動が鈍く症状が落ち着いている「慢性期」に分けられます。

    症状にもよりますが、「急性期」の場合、鎮痛剤や麻酔が効きにくいことがあります。

    急な痛みが出る前に、日ごろから検診をすることと、何かおかしいな?と感じたら早めに受診することをおすすめします。

     

     

  • BLOG

    2020.08.03

    ウイルスからの防御 「うがい」の効用

    現在、世界でパンデミックを起こしている「新型コロナウイルス」。この恐ろしいウイルスに対する治療薬、ワクチンが見つかるまでの間、私たちにできることは徹底した防御です。

    では、この未知のウイルスについて、脅威ではありますがインフルエンザウイルスと似たウイルス特有の構造を持つということは、ウイルスから身を守るうえで参考になることは多くあります。

    ウイルスはみな、単独では生きていくことができず、生きた細胞に入り込まないと生きていけず、また、仲間を増やすこともできません。

    体内に侵入したウイルスは喉の粘膜にひっついて、その粘膜の細胞の中に侵入し乗っ取りを開始します。

    しかし、粘膜の細胞もウイルスが付いたらすぐに乗っ取られるわけではありません。細胞表面の粘液が邪魔をするからです。

    このタイミングでガラガラうがいをすることでウイルスの侵入を防ぎ、追い出すことができます。これが家に帰ったらうがいをすぐに行う理由です。

    しかし、この粘液による防御作用が弱くなることがあります。それは、歯周病です。

    普段からの口腔ケアが大切なのは、お口の中だけでなく全身の健康に寄与しているからです。

    うがい ウイルス コロナ 細胞 歯周病

  • BLOG

    2020.06.30

    歯を抜いたままにしておくと(+_+)

    むし歯や歯周病、もしくは事故などで歯を失ったとき。抜けたままにしておくと様々な弊害が出てきます。

     

    乳歯の場合、生えかわりよりも早く歯を失ってしまうと、次に生えてくる大人の歯が生えるための場所が失われてしまいます。なぜなら歯がないところの前後の歯が倒れこみ、隙間がなくなるからです。

     

    そのため、早期に歯を失ってしまった場合には、歯が傾かないようにするための装置を入れることがあります。ただし、このような場合、歯並びが乱れる可能性が高いため、後々矯正治療が必要になることも多くあります。

     

    大人の場合も、子どもと同じように、前後の歯が倒れこんだり、歯が伸びてきたりします。そうなると、かみ合わせが全体的に歪んできて顎や周囲の筋肉に負担がかかるようになり、痛みを伴う場合があります。これが顎関節症です。

     

    歯並びやかみ合わせが大きく乱れてしまうと、歯を失った場所に歯を入れたくても入れることができなかったり、その後の治療が困難になります。

     

    まずは、歯を失わないようにすること、万が一にも歯を失った場合には、早めの治療が必要になります。