2021.01.08
インプラントのメインテナンス
失った歯にインプラント治療を受けた方は、その後もきちんと歯科医院でメインテナンスを受けているでしょうか?
30~70歳代のインプラント治療経験者500人に、「定期的なメインテナンスを受けているか」をアンケート調査したところ、「受けてない」と回答した人は500人中183人(36.6%)でした。
理由としては、「異常や違和感がないから」が一番多く挙げられていました。
インプラントは、噛むところから歯の根にあたる部分まで完全なる人工物ですので、インプラント自体は細菌に強いです。しかし歯茎は天然歯と同じように歯周病になるおそれがあります。
患者さんが異常を感じてから歯科に来ていただいても、対応が難しいことが多く、最悪インプラントを抜かなければなりません。
インプラント治療をせっかく高い料金払って受けたなら、できるだけ長持ちさせたいですよね!
2021.01.08
子どものころからフッ素を身近に
むし歯予防に欠かせないものと言ったらフッ素ですね!
方法は洗口剤、塗布剤、歯磨剤など、歯への取り込み方は色々あります。
「予防歯科の先進国」といわれているスウェーデンの歯科医療者向けのガイドラインでは、むし歯予防にはフッ素が「最高レベル」で推奨されています。
スウェーデンの歯科では「歯が生えたらすぐに」フッ素入り歯磨き粉の使用を勧めます。そして、歯みがきの後は水ですすがないようにお伝えしています。フッ素が水に流れてしまうと、予防効果が減ってしまうからです。むし歯になりやすいお子様には、追加でフッ素入りの洗口液の使用をお勧めします。また、むし歯になりやすい成人に方には5000PPMという高いフッ素濃度の歯磨き剤の使用をお勧めします。
ところでフッ素といえば、健康への影響を心配される方もいらっしゃいますよね。スウェーデンでもそれは例外ではなく、最近はSNSで「子どもの発達障害をまねく」「骨の病気をまねく」といった誤った情報が拡散されていました。そんな情報を見て不安になる患者様もいっらっしゃると思いますが、私たち医療従事者は丁寧に説明して、懸念を取り除くようにしています。
フッ素は70年以上もむし歯予防に使用されており、たくさん研究もされ十分に根拠があります。もちろんフッ素は薬なので過剰摂取はよくありません。ですが「過剰」というのは、歯磨き剤を一本食べてしまった、洗口剤をぐびぐび飲んでしまった、というような極端なケースのこと。スウェーデンでも日本でも、通常どうりの生活をおくり、普通にフッ素をしようしているのならまず問題ないといえるでしょう。

2020.09.26
「食べる」機能を診る~④お口ポカンの癖がある~
歯や顎は、くちびる、舌、頬の筋肉から受ける力によって馬蹄形にバランスよく成長していきます。まだ骨格が柔軟な小学校低学年までの間に、お口の周りの筋肉を鍛えることで顎の成長と歯並びにいい影響が出ます。
かみ合わせや、歯並びが乱れることで咀嚼がスムーズにいかずに食事がしにくくなることがあります。お口ポカンを見つけたら早めにお口を閉じる習慣を身に付けましょう!

2020.09.25
「食べる」機能を診る~③舌が動きにくい~
赤ちゃんの間は、体重の増加に問題がなければ舌の動きが悪くても舌小帯に対して特別な処置をする必要はありません。
但し、学齢期が近くなっても、活舌や食事に影響が出ている場合には、からだの成長や学校生活にも影響が出てくるので、一度相談されることをおすすめします。
舌の動きが改善されることで、活舌がよくなったり、奥歯に食塊を乗せられるようになり食事がとりやすくなります。
前方に舌が出にくい、左右に動かしにくい、前に出したときに引っ張られてハート形になるといった場合は舌小帯が原因かもしれません。
2020.09.23
「食べる」機能を診る~②むし歯の多発は危険です!~
むし歯を放置していると、歯がだんだん欠けてきて、歯の形が維持できなくなってきます。そうなると、歯は「噛む」機能を失ってしまいます。
前歯がむし歯でなくなってしまった場合、前歯の持つ「噛み切る」能力が失われてしまいます。奥歯がむし歯でなくなってしまうと、噛んで「すりつぶす」機能が失われます。
噛み切ったり、奥歯でよく噛むことができなくなってしまうと、だんだんと食が細くなってしまいます。
むし歯は、仕上げ磨きなど「歯みがき習慣」の他に、間食等の「食事習慣」が大きく影響してきます。
最近歯の色が気になる、欠けてきた気がするなどの変化に気づくことや、定期受診にて管理していくことが非常に大事になります。
2020.09.19
「食べる」機能を診る
乳歯が生えそろう3歳頃から、食べる機能の発達の他、歯並びやかみ合わせも「食べること」に影響してきます。
- 前歯がかみ合わない
- むし歯が多い
- 舌小帯が短い、舌が動きにくい
- お口がポカンと開いている
このような問題があると「食べること」が苦手になりやすいので注意が必要です。
①前歯がかみ合わない
指しゃぶりがなかなかやめられない。このような状態が続くと顎の発達や前歯の傾きに影響を与え前歯がかみ合わない、いわゆる開咬という状態になります。
指しゃぶりは生後2か月ぐらいから始まり、授乳期、離乳期後期には手や口の発達に重要な役割を果たします。但し、それが長引いて4歳を過ぎても続くと、顎の成長・歯並びに影響が出てくるため、3才後半になったらやめるように積極的に促すようにしましょう。
自発的にやめることが重要なので、必ず言い聞かせることから始めることが大切です。
次回は②むし歯と食べる機能についてお話していきます。
2020.08.22
鼻呼吸から始める歯並び予防

お子様のお口が「ポカン」とあいていることはありませんか?お口で呼吸をしていると適度な口唇の緊張が失われてしまうこと、鼻腔が拡がらず上顎に適度な力がかからないなどの弊害が出てきます。
そうなると、歯並びや顎の成長に様々な影響を与えてしまいます。
具体的には、顎の成長量が不足して、歯並びが狭くなり窮屈になってしまうことです。
鼻づまりがある場合には、そこから改善することで将来の歯並び予防につながります。
言葉が分かるようになる3才頃からは、お子様のお口「ポカン」を見つけたら親子で改善に向けてアプローチすることが大切ですね。
2020.08.18
むし歯治療は治療前も治療後も大事!
むし歯治療が終わって一安心。実際に虫歯治療を行うことによりそれ以上のむし歯の進行、歯の崩壊を抑えられます。
しかし、むし歯治療した部分は、詰め物と歯の部分に境目ができるため、より一層のケアが重要です。
なぜなら、その境目の部分からまたむし歯が再発する可能性があるためです。
治療後はその部分が適切にケアできているか?お口の中できちんと機能しているか?というのをチェックしなければなりません。
治療した箇所が再治療にならないよう、治療直後の状態を長く維持・管理できるようにしていくこともメンテナンスの大切な役割です。
特に小さなお子様の場合には、まだ自分で管理していくことが困難で、変化に気づきにくかったり、伝えにくかったり、ということがあるためメンテナンスの果たす役割というのは大きなものがあります。
きちんとメンテナンスに通って、80歳になっても20本の歯を残せるように一緒に頑張りましょう!!(8020運動)

2020.08.17
大臼歯のむし歯に注意!

6才頃に生えてくる第一大臼歯、12才頃に生えてくる第二大臼歯。子どもの歯が抜けて生えてくるわけではないので生え始めに気付きにくいという特徴があります。
生えてきたばかりの歯は、
- 歯の結晶構造が未成熟であること
- 生えはじめに気付きにくい
- 歯ブラシが当たりにくい
- 唾液が届きにくい
という特徴から、とてもむし歯のリスクが高い歯になります。
第二大臼歯が生える時期は、12~14才頃で親の仕上げ磨きから離れていること、思春期を迎えることからややお口の中についての関心が薄れる時期にもなります。
この生えてくるときのサインを見逃さないことが非常に重要で、普段からお口の中の変化をみていくことと、適切な予防処置を行うことでむし歯は予防できます。
お口の中の変化についてよく知っておくことも予防の第一歩です!
2020.08.12
急な歯の痛みにご注意を!

ふとした時に、急に歯が痛み出したことはありませんか?もし今までも歯が時々痛くなったり、痛くなくなったり繰り返していませんか?
歯も歯茎も悪くなった直後には痛みが出ますが、時間が経つと徐々に痛みが引いてくることがあります。
お口の中における痛みは主に、「炎症」によるものです。炎症は活動が活発で痛みを伴う「急性期」と活動が鈍く症状が落ち着いている「慢性期」に分けられます。
症状にもよりますが、「急性期」の場合、鎮痛剤や麻酔が効きにくいことがあります。
急な痛みが出る前に、日ごろから検診をすることと、何かおかしいな?と感じたら早めに受診することをおすすめします。
予防歯科
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