「食べる」機能を診る
乳歯が生えそろう3歳頃から、食べる機能の発達の他、歯並びやかみ合わせも「食べること」に影響してきます。
- 前歯がかみ合わない
- むし歯が多い
- 舌小帯が短い、舌が動きにくい
- お口がポカンと開いている
このような問題があると「食べること」が苦手になりやすいので注意が必要です。
①前歯がかみ合わない
指しゃぶりがなかなかやめられない。このような状態が続くと顎の発達や前歯の傾きに影響を与え前歯がかみ合わない、いわゆる開咬という状態になります。
指しゃぶりは生後2か月ぐらいから始まり、授乳期、離乳期後期には手や口の発達に重要な役割を果たします。但し、それが長引いて4歳を過ぎても続くと、顎の成長・歯並びに影響が出てくるため、3才後半になったらやめるように積極的に促すようにしましょう。
自発的にやめることが重要なので、必ず言い聞かせることから始めることが大切です。
次回は②むし歯と食べる機能についてお話していきます。