こんにちは、院長の助廣です。

日常生活でお子様の気になる癖はありませんか?口がポカンとあいている、寝ているときにいびきをするなど。

実はこれらには共通の問題があり、それは呼吸に問題がということです。

鼻で呼吸ができないと、口呼吸といいお口で呼吸をする習慣が身についてしまったり、就寝時にも口をあけて寝ているためいびきをしてしまったり。

鼻には外界からの異物を排除する繊毛(鼻毛)があり、そのほか肺に入る空気の温度を最適化するなど、呼吸に特化した構造を持っています。

一方、お口にはそのような組織はなく、外界からの空気に有害物質があってもそれらを排除する機能は備わっていません。

つまり、お口には健全な呼吸に必要な機能が備わっていないのです。

そのため、鼻で呼吸をする子どもと、口で呼吸をする子どもでは使われる顔面の筋肉の動きが異なります。

この筋肉の動きの違いが顎の成長発育に影響を与えます。きちんとした鼻呼吸を獲得できている子どもの顎は正しい成長発育を示し、そうでない子どもの顎は成長が不足する傾向があります。

顎が正しく成長発育をしている場合には、歯並びが乱れることはほとんどありません。

お子様の歯並びが気になる場合には、一度このような癖があるかどうかをみておくといいですね。

 

熊本市東区長嶺南1‐6‐5

すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

院長 助廣 都祈