虫歯の進行と症状
こんにちは、院長の助廣です。
今回は、虫歯の進行とその症状についてです。まず、虫歯の進行についてお話をする前に歯の構造についてです。
歯は表面から、エナメル質、象牙質、そして中心部に歯髄と呼ばれる神経・血管組織があります。
最表層のエナメル質は非常に硬く、歯への刺激を遮断する役割も持ちます。そのため、エナメル質が侵され、その下の象牙質まで虫歯が及ぶと「しみる」「痛い」などの症状が出やすくなります。
なので、症状が出ているときにはある程度虫歯が進行してしまっているため、歯を削る量が多くなってしまったり、歯の神経を取る必要が出てきます。
虫歯の治療は症状が出る前の初期の状態で治療を開始するのがベストです。
虫歯の検査としては、従来のレントゲン撮影とダイアグノメントと呼ばれる光を当てることで虫歯の進行状況を数値化して確認する機器もあります。
気になる方は、まずは検診から始め精密検査をすることをお勧めします。
熊本市東区長嶺南1‐6‐5
すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック
院長 助廣 都祈