矯正治療と聞くとワイヤーを用いたブラケット矯正をイメージされる方が多いかと思います。

最近では、このブラケット矯正以外にマウスピースを用いた矯正も主流になってきています。

今回はこのマウスピースを用いた矯正の特徴についてすこし詳しく説明をしていきます。

まず、矯正治療の原理をお話しする前に、なぜ歯並びが乱れてしまうのかについてお話をします。歯の大きさは個人差があってもそれほど大きい・小さいの差はないので、歯が大きすぎるからガタガタするということはほとんどありません。それに対して、歯が並ぶ顎の骨は、成長発育の状況により大きさに個人差が出てきます。

そのため歯並びがガタガタする原因は顎の成長発育に起因しているといえます。

そこで、小児期の矯正治療において大事になってくるのが、顎を正しく成長させながら歯を綺麗に整えることです。

ではなぜ顎の成長発育には個人差があるのでしょう?それは、正しい顎の成長には正常な筋の働きが不可欠になります。そこには日常の習癖が大きくかかわっています。

マイオブレース矯正では、この顎の成長を阻害する習癖を改善させるためのプログラムが組まれています。プログラムが進んで習癖が改善されると、顎は正しく成長し、ガタガタしている部分がきれいにほどけてきます。

基本的には、矯正治療が終了した際には、顔の筋肉が正しい働きをするため歯並びが後戻りすることはほとんどありません。

ご不明な点がありましたらご相談ください。

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