1歳6か月という年齢・月齢というのは、早い子で乳歯が4番目まで生えている状態になります。

前から4番目の歯は第一乳臼歯と呼ばれる奥歯の一つで、乳歯列における噛み合わせのかみ合わせで重要な役割を果たします。

これまでの前歯だけという状態から奥歯が生えてきたことにより、食べれるものが増える一方で、むし歯のリスクも高くなります。

この時期にむし歯になりやすい箇所は、上の前歯と奥歯のかみ合わせの部分になります。離乳食開始から一定期間が経っているため、むし歯予防としてフッ素の使用開始が重要になります。

ハミガキの方法だけが予防ではなく、正しい生活習慣、食生活を身に付けることでむし歯や歯周病の予防、歯並びの予防に繋げることができます。

また、仕上げ磨きや、検診等を介して子どもは自分以外の他人からお口の周りや中を触られる機会が増えます。

この積み重ねで、少しずつ慣れていくことから予防歯科は始まります。

ここから定期健診デビューをしてみてはいかがでしょうか?(^▽^)/