予防歯科

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    2019.12.12

    食生活と虫歯

    こんにちは、院長の助廣です。

    虫歯になる要因の一つとして、食生活があげられます。

    お口の中に糖が入ると、お口の中の虫歯菌が糖を摂取し、代わりに酸を作り出します。

    この虫歯菌から出された酸によって、お口の中は酸性になってしまいます。

    酸の特徴として、物を溶かす作用があります。

    この酸の物を溶かす作用により、歯が溶けやすい状態になります。お口の中の唾液にはこの酸性状態を中和する作用があります。ただし、唾液による中和作用は時間がかかります。

    常に間食を摂ったり、清涼飲料やジュースを飲んだりする状態が続いてしまうと、お口の中は常に酸性状態となり、歯が溶けやすい、つまり虫歯になりやすい状態が続いてしまいます。

    規則正しく、決められた間隔で食事・間食を摂ることで、唾液による中和作用が働き、虫歯リスクの軽減につながります。

    食生活についてわからないことがありましたらご相談ください。

     

    熊本市東区長嶺南1‐6‐5

    すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

    院長 助廣 都祈

     

     

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    2019.12.08

    虫歯の好発部位

    こんにちは、院長の助廣です。

    虫歯のなりやすい部位は年齢、生えている歯の状態(本数)によって異なります。

    歯の生え始めの頃は、上の前歯の間が虫歯になりやすく、乳臼歯と呼ばれる歯が生えてきたら、その乳臼歯の溝が虫歯の好発部位となります。

    その後、乳歯が生えそろうと、乳臼歯と乳臼歯の間が虫歯になりやすくなります。

    奥歯の虫歯、歯と歯の間の虫歯は発見しにくいため、レントゲンによる検査やダイアグノデントと呼ばれる検査法を行うと、治療が必要なのか、まだ様子を見てよいのかの診断がつきます。

    乳歯の虫歯の進行は早いため、低年齢から、定期的な検診をお勧めします。

     

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    2019.12.07

    シーラント

    こんにちは、院長の助廣です。

    シーラントと呼ばれる虫歯予防をご存じですか?

    シーラントとは、奥歯の溝を埋める虫歯予防法です。奥歯の噛む面には歯ブラシの毛先が届きにくい溝があり、虫歯の好発部位でもあります。

    シーラントをすることにより、溝に食べ物が入り込まなくなり、虫歯のリスクが軽減されます。

    フッ素と併用することで奥歯の虫歯予防効果が上がるので、気になる方はスタッフまでお尋ねください(^▽^)/

     

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    2019.12.06

    キシリトール(代替甘味料)と虫歯

    こんにちは、院長の助廣です。

    どうして甘いものを食べると虫歯になるかご存じですか?実はお口の中にいる虫歯菌はお口の中に入ってきた食物の中の糖分をエサにして、歯を溶かす成分である酸を作り出します。

    お口の中が酸性状態になると、歯は溶けやすい状態になってしまい、長時間この状態が続くと歯は虫歯になってしまいます。

    キシリトールなどの代替甘味料の場合、虫歯菌は代替甘味料を摂取して酸に作り替えることができないため、虫歯にならないとされています。

    また、ガムの中には歯を再石灰化(歯を強く)させる成分が入っているものもあります。

    ガムを噛んで虫歯予防を始めてみませんか!

     

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    2019.12.05

    親の虫歯リスクと子どもの虫歯リスク

    こんにちは、院長の助廣です。

    突然ですが、親から子へ虫歯は遺伝すると思いますか?

    答えは、Noです。ただし、親の虫歯のリスクが高いと子どもの虫歯のリスクも高くなる傾向はあります。

    理由は様々あります。一つ目に、親が自身のお口の状態に関心がないと、正しい食生活や家庭でのセルフケア(仕上げ磨きなど)が行き届きにくくなります。

    二つ目に、例えば親の食べかけのものを子どもが食べてしまうと、そこで子どもは親から虫歯菌を受け取ってしまいます。

    つまり、正しい予防知識を持ち、実践することが虫歯予防の近道なのです。

    また、兄弟が多いケースでは、一般的に下の子どもの方が虫歯になるリスクは高いといわれています。それは、上の子の食べているものを欲しがったりするため、甘い物など虫歯リスクの高いものを食べ始める時期が早いこと。上の子の時よりも目が行き届きにくいことなどがあげられます。

    家族みんなで予防に取り組むことで、虫歯は予防できます!

    私たちは家族で虫歯予防に取り組む皆さまのささやかなお手伝いができればと思います!

     

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    2019.12.05

    乳歯治療の大切さ

    こんにちは、院長の助廣です。

    6歳頃になると乳歯は永久歯へと生えかわります。そのため、乳歯だから、生えかわるからとなってしまうのも分からなくはありません。

    しかし、乳歯には乳歯の大きな役割があるのです。

    まず、乳歯がすべて生えそろい、かみ合わせが安定するのは約3歳頃になります。この時の乳歯のかみ合わせによって、顎が正しく成長するかどうかが決まります。

    もし、乳歯がむし歯になってかみ合わせに問題が生じた場合どうなるでしょう?子どもに限らずヒトには噛みやすい方で噛む癖があるため片噛みになってしまいます。そうなるとあごが噛み癖のある方に動いてしまい左右前後で顎の成長量にずれが生じてしまいます。

    また、乳歯を抜いてしまうと、奥の方の歯が手前に倒れこんでしまい、歯並びや噛み合わせも乱れてしまいます。

    綺麗な永久歯の歯並びを獲得するためには、きれいな乳歯の歯並びが必要不可欠なのです。

    また、乳歯の虫歯が多いと、永久歯も虫歯のリスクが高くなってしまい永久歯においても削って、詰めての治療が繰り返されます。

    めざせ乳歯で虫歯0!永久歯も虫歯0!!

     

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    2019.12.05

    治療後のメンテナンス

    こんにちは、院長の助廣です。

    皆さまの中には歯科治療は期間がかかると思っている方もいるかと思います。例えば、虫歯が深く、歯の神経の治療が必要になったとき、虫歯を取って、消毒をして、型採りをして、かぶせ物を入れてという流れの中で1本の歯に対して1~2か月かかることがあります。

    そうやってやっと終わった治療。このまま終わりでいいのでしょうか?

    実は治療が終わったときの状態を100%とすると、お口の中の状態は日に日にまた治療前の状態に戻ろうとします。

    そのため、治療前の状態に戻らないように定期的にクリーニング等のメンテナンスを行い100%の状態を維持していく必要があります。

    メンテナンスが習慣化してくると、お口の中は安定化して、悪化していくスピードがだんだんと緩やかになります。

    メンテナンスは虫歯がなかったからOKではなく、必要なお手入れをしていくことで歯の健康寿命が延びていきます。

     

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    2019.12.04

    子どものフッ素

    こんにちは、院長の助廣です。

    歯が生えてきたら、虫歯、歯周病、歯並びの予防サイクルにうまく入ることが健康な永久歯列を獲得する近道です。

    では、家庭でできることは何かないか?と考えたときには、その一つにフッ素の使用があげられます。

    フッ素は歯磨き粉にも使用されています。歯に対するフッ素の効果として、歯の不安定な結晶構造を安定化させる、つまりより強固な状態(虫歯になりにくい構造)にする働きがあります。

    フッ素は歯磨き粉の他に、スプレータイプのフッ素、ジェルタイプ、うがい薬など様々な形態があります。

    基本的には、うがいができない年齢であればジェルタイプなどを使用し、うがいができるようになったらうがい薬のタイプを使用することをお勧めします。

    ジェルタイプの方がフッ素濃度はやや高めですが、弱点として歯と歯の間まで浸透しにくいことがあげられます。

    反対に、うがい薬の場合は、低濃度でもブクブクすることで、歯と歯の間までフッ素が浸透するメリットがあります。

    年齢に応じたフッ素の使用が大切になります、分からないことがありましたらご相談ください。

     

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    2019.12.04

    6歳臼歯の予防

    こんにちは、院長の助廣です。

    皆さま、6歳臼歯って聞いたことがありますか?6歳臼歯は一番後方の乳歯のさらに後ろから生えてくる永久歯で、6歳前後で生えてきます。

    6歳臼歯が生えてくるときには、歯茎を突き破りながら生えてくるので、その際に歯茎が腫れやすく痛みを伴う場合があります。

    また生えたばかりの永久歯は、表面が未成熟で虫歯になりやすい状態です。生え始めの頃からしっかりと歯ブラシを当てて磨き残しがたまらないようにしていくことが非常に重要になります。

    6歳臼歯をむし歯から守るには、家庭でのケアと、フッ素による歯の強化、そしてシーラント呼ばれる奥歯に対する虫歯予防処置が大変重要になります。

    早めの予防と適切な処置が永久歯虫歯0への第一歩です!

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.04

    定期健診は何歳から?

    こんにちは、院長の助廣です。

    時々、子どもの定期健診はいつからがいいですか?とご質問を頂きます。定期健診は歯が生える生後約6か月頃からが開始時期です。

    ちょうどこの時期になると離乳食が始まり、赤ちゃんもお口に何かを入れることに興味を持ち始めます。

    そのため、今まで以上にお口の中にいろいろな物が入る機会が増え、虫歯菌が侵入してくる可能性が高くなります。

    この時期は、生えてきた歯に問題がないかどうか、これから虫歯を作らないためにどうアプローチをしていけばよいのか、正しい知識を取り入れ実践していくことが重要になります。

    それと、少しずつ歯科受診に慣れてもらうための第一歩という意味で、6か月での検診は非常に重要な意味を持ちます。

    3~4か月に一回の検診で、お口の状態の確認、家庭でのケアの確認、定期的なフッ素塗布を行い、3歳までに習慣化することで虫歯のない永久歯列を作ることができます。

    大切なお子様へ、虫歯がない永久歯を作ることはきっと素敵な贈り物になるはずです!

     

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    院長 助廣 都祈