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2020.06.27
歯がしみるΣ(・□・;)知覚過敏?むし歯?
6月に入りだんだんと暑い日が増えてきました。暑くなってくると冷たい物を食べたり、飲んだりする機会が増えてくると思います。
そんな時に歯がしみたりすると・・・
なかなか冷たい物を楽しむことができませんね。
歯がしみる原因には、知覚過敏やむし歯などがあげられます。
歯はエナメル質という硬く、外から様々な刺激に対して耐久性を示す部分でおおわれています。
このエナメル質が破壊されたり、削れたりしてダメージを受けると歯はしみるようになってきます。
そのダメージの原因としてはむし歯や咬み癖(歯ぎしり・食いしばりなど)、歯ブラシの当て方、歯周病など様々でです。
時間が経てば落ち着く場合もありますが、なぜしみているのか?原因を特定し早期の対応をしておかないとさらに悪化してしまうことがあります。
夏を快適に乗り切るためにも、検診にて原因を解明して早めの対策を取りましょう!
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2020.06.23
最近の検診の傾向
新型コロナ感染症がやや落ち着き、少しずつ日常が戻りつつあるかと思います。
外出自粛期間を経て、久しぶりに検診で来院される方も多く、お変わりなく元気な姿を見せて頂き嬉しく感じています。
その一方で、外出自粛期間においていつもと異なる家での生活のためか、検診にてむし歯があるお子様がややいつもより多く感じます。
原因は様々ですが、外出自粛期間中に家庭での食習慣特に間食習慣が多くなったり、生活リズムの変化などがあげられます。
むし歯は初期の状態ではあまり症状は見られません。ある程度進行した後に痛み・しみが出てきます。
特にもともとむし歯リスクの高い方は注意が必要です。
定期受診と適切なケアを行い、むし歯0を目指しましょう!
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2020.06.20
学校歯科検診、幼稚園(保育園)歯科検診
新型コロナ感染症の影響でこれから歯科検診を実施する園や学校も多いと思います。
学校検診では、一度に多くの園児・学童の検診を実施するため、むし歯の有り・無しで若干の誤差が生まれます。
検診にてむし歯にチェックがあった場合はもちろん、なかった場合も歯科医院にて検診を行ったことがなければ検診を行うことを推奨します。
歯科医院では、目では見えない歯と歯の間の部分をレントゲンで確認したり、むし歯にならないための歯みがきの確認などを行うからです。
むし歯にならないこと、歯周病の予防をすることも大事ですが、それ以外にも噛み合わせ、歯並びも見ていくことがとても大事になります。
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2020.06.02
1歳半検診はどうして大事?
1歳6か月という年齢・月齢というのは、早い子で乳歯が4番目まで生えている状態になります。
前から4番目の歯は第一乳臼歯と呼ばれる奥歯の一つで、乳歯列における噛み合わせのかみ合わせで重要な役割を果たします。
これまでの前歯だけという状態から奥歯が生えてきたことにより、食べれるものが増える一方で、むし歯のリスクも高くなります。
この時期にむし歯になりやすい箇所は、上の前歯と奥歯のかみ合わせの部分になります。離乳食開始から一定期間が経っているため、むし歯予防としてフッ素の使用開始が重要になります。
ハミガキの方法だけが予防ではなく、正しい生活習慣、食生活を身に付けることでむし歯や歯周病の予防、歯並びの予防に繋げることができます。
また、仕上げ磨きや、検診等を介して子どもは自分以外の他人からお口の周りや中を触られる機会が増えます。
この積み重ねで、少しずつ慣れていくことから予防歯科は始まります。
ここから定期健診デビューをしてみてはいかがでしょうか?(^▽^)/
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2020.06.01
歯茎は大丈夫ですか?
「歯茎が下がっている人、40代で8割以上!」
加齢や歯みがきの手法など様々なことが原因で歯茎は下がります。30代から発現者は増加し、40代で80~90%、50代以上のほとんどの方で歯茎は下がっているという報告があります。
歯茎が下がったときの自覚症状として、歯がしみる、物が詰まるなどがあります。歯茎は一度下がると元に戻すのは大変困難なため、気づいた時からケアをしていくことが大切です。
「露出した歯の表面が危険です!」
歯茎が下がると、それまで歯茎に覆われていた歯の根元が露出してきます。この露出した部分は象牙質と呼ばれ、むし歯への抵抗性が弱いという性質があります。つまり、歯茎が下がるとむし歯のリスクが高くなるのです。
「歯の根元はむし歯のリスクが3倍!」
歯茎が下がった人はそうでない人に比べて、5年後のむし歯になるリスクが約3倍高いといわれています。
根元の虫歯を防ぐには、まずは歯茎が下がらないように予防する、歯茎が下がってしまっている場合にはフッ素による予防する。
予防はその人、その時の状態で手法が異なります。自分に合った予防を見つけることが大切です。
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2020.05.20
定期受診の重要性
先日、熊日新聞に掲載された熊本県歯科医師会から案内です。
お口を健康に保つことが全身の健康につながり、様々な疾患の重症化を予防します。お口の中を清潔にすることは、食事をおいしくとれるということの他、お口の中の細菌数を減らし、肺炎等の全身疾患のリスク軽減につながります。
自動車の法廷点検・車検は事故が起こる前に検査・整備をしておくという意味合いがあり、お口の健康についても同じです。
何かしらの症状が出たときには、虫歯・歯周病がある程度進行した状態なので、治療に際し歯や歯茎への負担が大きくなるばかりか、治療期間もその分長くかかってきます。
これまでしっかり定期健診を受けられていた方も、これから定期健診を受けようとされている方も、安心して受診できる環境を整えています。
すてきな健康生活を始めてみませんか?
http://www.kuma8020.com/pdf/coronavirus-10.pdf
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2020.05.13
定期健診はなぜ大事?
「お口は全身への入り口」という言葉を聞いた方もいるかと思います。食べ物・飲み物はもちろん空気中の酸素を含め浮遊物など様々なものもお口から全身へ入っていきます。
歯に問題なく、しっかり食べれる状態であれば、食べ物をしっかり咀嚼して胃に負担をかけることなくおいしくお食事ができます。歯がしみなければ、冷たい物もおいしく摂取できます。
また、お口の中の唾液には抗菌作用といい、お口の中を清潔に保つ成分や、湿潤成分があるため、鼻同様にお口の中から入っていく菌を減らすフィルターの役割があります。
お口の中にはもともと多くの口腔内常在菌と呼ばれる細菌が多く存在しますが、唾液はこれらが体内に入って、昨今言われている心筋梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病等の全身疾患を引き起こすリスクを軽減しています。
おそらく普段定期健診に行っている方でお口のトラブルを感じている方は少ないと思います。
ただ、咬みにくくなった、歯茎から血が出るようになってきたなどの具体的な症状が出てきた場合には、ある程度症状が進行している状態になります。
車のメンテナンス・車検と同じで事故が起こる前、症状が悪化する前に手を打つことが非常に重要になります。
自分歯でいつまでもおいしく食べれることが一番の健康であることを皆さまに知って頂ければ幸いです。
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2020.05.11
虫歯になりやすい子どもの歯・大人の歯
成長の各ステージにおいて虫歯になりやすいところは変わってきます。例えば、奥歯がまだ生えていない頃は上の前歯が、奥歯が生えてくると奥歯の歯と歯の間、噛み合わせの面が虫歯の好発部位になります。
特に子供の歯は、大人の歯と比較して歯の結晶構造が不安定なので、ひとたび虫歯になってしまうと一気に拡がってしまいます。つまり虫歯の進行スピードが速いということです。
また、生えてきたばかりの大人の歯についても同じことが言えます。生えてきたばかりの大人の歯は、乳歯同様歯の結晶構造が未成熟なので虫歯になりやすいのが特徴です。
6歳頃に生えてくる6歳臼歯は歯の側面の頬面溝と呼ばれる部分が虫歯になりやすく、生えはじめからのケアが大変重要になります。
子どもの虫歯の予防・虫歯の進行抑制は開始時期と定期的に行うことが大切です。生涯自分の歯で健康に過ごせることの素晴らしさを共有できれば幸いです。
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2020.05.11
矯正治療前の習癖改善
歯並びの乱れる原因として、お口の周りの様々な習癖が関与していることが分かっています。
顎顔面の筋肉が正しく機能することで、顎顔面の筋肉は正しく成長・発達をすることができます。
とくに影響が大きのが「お口がポカン」とあいていること。原因は鼻呼吸が困難で口呼吸をしているためです。
鼻炎や鼻づまりの症状によっては耳鼻咽喉科での改善が必要になります。鼻の機能に大きな問題がなければ、口呼吸から鼻呼吸へのトレーニングを行うことで様々な改善が図れます。
改善されることの一例として、
- 正しい顎の成長発育を獲得できる
- それによって、歯並びが改善されることがある
- 矯正治療が必要になった場合、治療がスムーズになる
- 鼻呼吸による全身の免疫機能の向上
などがあげられます。
治療は口呼吸改善用のマウスピースを用いて行います。使用上注意事項はありますが、幼児期の比較的弱年齢者でも使用が可能です。
ご不明な点がありましたらご相談ください。
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2020.04.27
おうちでしましょう!お口のチェック(虫歯かな?)
コロナウイルスの感染拡大予防のため外出自粛されている方も多いかと思います。
虫歯かな?ほかの所と違うけどここは大丈夫かな?と気になることがある方も多いかと思います。
例えば、前歯が部分的に白くなっていたりすることはありませんか?これは多くの場合、虫歯ではありませんが虫歯になりかけていたり、虫歯になりやすかったりするため注意が必要です。
白くなっている原因は様々です。例えば、磨き残しが原因で表面が溶けてきている、口呼吸のため歯が乾燥し、再石灰化が十分でないなど。
歯の表層のエナメル質と呼ばれる部分の成熟度・硬度が不足しているため表面が欠けやすく、虫歯にもなりやすくなっています。
白濁の進行状況、範囲にもよりますが、生活習慣の改善、ブラッシングの改善によってもとに戻ることがあります。
また、ブラッシングの不良が原因だと、歯と歯の間の目で見えるところ以外の部分にも虫歯が隠れていることがあるため注意が必要です。
虫歯は進行性の歯科疾患です。早期発見と早期治療と正しいケアが歯を長持ちさせます。まずは「おやっ?」と思ったら放っておかずに対処するところから始めましょう!
そして定期健診までに、ここがこうだったというのをメモしたり、覚えておくといいですね。
気になることがありましたらご相談ください。
予防歯科
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