むし歯について

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    2019.12.21

    笑気鎮静法

    歯科治療が苦手な方に、当院では笑気鎮静法を行っております。

    笑気鎮静法とは、鼻にマスクを着け亜酸化窒素と呼ばれる気体を吸入しリラックス状態にする方法です。

    特徴としては、重度の中耳炎や、妊娠、気胸などがなければどなたでも安全に使用していただけるものです。鼻にマスクを当てるので、鼻づまりがあるとうまく吸入できないので使用できない場合があります。

    吸入開始後約3分ほどで効果が現れ、治療終了後は酸素吸入に切り替えることですぐに目が覚めます。

    保険適応でほとんどの方が安心して利用できる鎮静法なので、ご興味がある方はご相談ください。

    笑気 小児歯科

    笑気鎮静法

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    2019.12.21

    フッ素洗口

    フッ素洗口は歯にフッ素を取り込むのに最も有用な方法の一つです。その洗口の頻度により、毎日法と1週間法の二つがあります。

    毎日法と1週間法の違いとしては、使用するフッ素の濃度が異なることです。どちらも誤って飲み込んでしまっても健康には害のない濃度なので安心して使用できます。

    フッ素洗口液は無味ですが、若干のフッ素のにおいがあります。

    フッ素洗口溶液は一度作ると数週間使用できるので、家庭でできるコストパフォーマンスの高いむし歯予防対策といえます。

    フッ素洗口剤は、うがいをすることで歯と歯の間までフッ素が浸透するため、ジェルタイプのものと比較して効果も高くお勧めです。

    保育園や学校によってはこのフッ素洗口を取り入れているところもあるのでその際には家庭での使用は必要ありません。

     

    フッ素 虫歯予防

    フッ素洗口剤です

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    2019.12.18

    虫歯治療が終わった後が重要

    こんにちは、院長の助廣です。

    検診で虫歯が見つかると急いで治療をしなければと心配になりますね。

    そのため、虫歯の治療が終わると一安心してしまいます。

    しかし、虫歯の治療が終わった歯は、詰め物、かぶせ物のふちの部分が時間の経過とともに隙間ができたり、すり減ったりします。そのため、治療個所は虫歯の好発部位といえます。

    治療したところは、虫歯になりやすく、治療後のメンテナンスが非常に重要です。

    定期健診では、虫歯の有無の他にこのような治療後の状態の確認をします。

    虫歯でなくても、虫歯になる前に治療が必要なところは治療を行うことで虫歯予防に繋げることができます。

    CR 虫歯治療 予防

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    2019.12.16

    ダイアグノデント

    こんにちは、院長の助廣です。

    歯科検診では主に、お口の中を目で見る視診とレントゲン検査を行います。視診とレントゲン検査では健全歯、虫歯など診ることができますが、数値化して今どのくらいの状態なのかまでは判断が難しいことがあります。

    そこで、検診時にダイアグノデントという機器を用いることで、虫歯になりかけている状態、初期虫歯、治療が必要な虫歯を数値化することができます。

    レントゲンが難しい小さなお子様でも検査が可能なのも大きなメリットです。

     

    ダイアグノデント 虫歯 予防

     

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    2019.12.12

    食生活と虫歯

    こんにちは、院長の助廣です。

    虫歯になる要因の一つとして、食生活があげられます。

    お口の中に糖が入ると、お口の中の虫歯菌が糖を摂取し、代わりに酸を作り出します。

    この虫歯菌から出された酸によって、お口の中は酸性になってしまいます。

    酸の特徴として、物を溶かす作用があります。

    この酸の物を溶かす作用により、歯が溶けやすい状態になります。お口の中の唾液にはこの酸性状態を中和する作用があります。ただし、唾液による中和作用は時間がかかります。

    常に間食を摂ったり、清涼飲料やジュースを飲んだりする状態が続いてしまうと、お口の中は常に酸性状態となり、歯が溶けやすい、つまり虫歯になりやすい状態が続いてしまいます。

    規則正しく、決められた間隔で食事・間食を摂ることで、唾液による中和作用が働き、虫歯リスクの軽減につながります。

    食生活についてわからないことがありましたらご相談ください。

     

    熊本市東区長嶺南1‐6‐5

    すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

    院長 助廣 都祈

     

     

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    2019.12.11

    虫歯の進行抑制剤

    こんにちは、院長の助廣です。

    今回は虫歯の進行抑制剤についてです。虫歯の進行抑制剤は、文字通り虫歯が今以上に進行しないように抑えておく作用があります。

    なので、使用することで虫歯が治るわけではありませんが、虫歯を留めておくことができます。

    使用すると、抑制剤が虫歯と反応をして黒く変色します。

    使用するタイミングとしては、まだ虫歯治療が困難な子ども、虫歯治療が困難な症例などです。

    年齢・月齢の問題で虫歯治療が困難な場合には、虫歯進行抑制剤を使用することで、上手にできる年齢になったときに、しっかりと治療が可能な状態を保っておくという重要な役割を持っています。

    押さえつけることなく、上手にできるようになるのを待つための工夫の一つです。

    分からないことがありましたらスタッフまでご相談ください。

     

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    すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.08

    虫歯の好発部位

    こんにちは、院長の助廣です。

    虫歯のなりやすい部位は年齢、生えている歯の状態(本数)によって異なります。

    歯の生え始めの頃は、上の前歯の間が虫歯になりやすく、乳臼歯と呼ばれる歯が生えてきたら、その乳臼歯の溝が虫歯の好発部位となります。

    その後、乳歯が生えそろうと、乳臼歯と乳臼歯の間が虫歯になりやすくなります。

    奥歯の虫歯、歯と歯の間の虫歯は発見しにくいため、レントゲンによる検査やダイアグノデントと呼ばれる検査法を行うと、治療が必要なのか、まだ様子を見てよいのかの診断がつきます。

    乳歯の虫歯の進行は早いため、低年齢から、定期的な検診をお勧めします。

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.06

    キシリトール(代替甘味料)と虫歯

    こんにちは、院長の助廣です。

    どうして甘いものを食べると虫歯になるかご存じですか?実はお口の中にいる虫歯菌はお口の中に入ってきた食物の中の糖分をエサにして、歯を溶かす成分である酸を作り出します。

    お口の中が酸性状態になると、歯は溶けやすい状態になってしまい、長時間この状態が続くと歯は虫歯になってしまいます。

    キシリトールなどの代替甘味料の場合、虫歯菌は代替甘味料を摂取して酸に作り替えることができないため、虫歯にならないとされています。

    また、ガムの中には歯を再石灰化(歯を強く)させる成分が入っているものもあります。

    ガムを噛んで虫歯予防を始めてみませんか!

     

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    院長 助廣 都祈

     

     

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    2019.12.05

    親の虫歯リスクと子どもの虫歯リスク

    こんにちは、院長の助廣です。

    突然ですが、親から子へ虫歯は遺伝すると思いますか?

    答えは、Noです。ただし、親の虫歯のリスクが高いと子どもの虫歯のリスクも高くなる傾向はあります。

    理由は様々あります。一つ目に、親が自身のお口の状態に関心がないと、正しい食生活や家庭でのセルフケア(仕上げ磨きなど)が行き届きにくくなります。

    二つ目に、例えば親の食べかけのものを子どもが食べてしまうと、そこで子どもは親から虫歯菌を受け取ってしまいます。

    つまり、正しい予防知識を持ち、実践することが虫歯予防の近道なのです。

    また、兄弟が多いケースでは、一般的に下の子どもの方が虫歯になるリスクは高いといわれています。それは、上の子の食べているものを欲しがったりするため、甘い物など虫歯リスクの高いものを食べ始める時期が早いこと。上の子の時よりも目が行き届きにくいことなどがあげられます。

    家族みんなで予防に取り組むことで、虫歯は予防できます!

    私たちは家族で虫歯予防に取り組む皆さまのささやかなお手伝いができればと思います!

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.05

    乳歯治療の大切さ

    こんにちは、院長の助廣です。

    6歳頃になると乳歯は永久歯へと生えかわります。そのため、乳歯だから、生えかわるからとなってしまうのも分からなくはありません。

    しかし、乳歯には乳歯の大きな役割があるのです。

    まず、乳歯がすべて生えそろい、かみ合わせが安定するのは約3歳頃になります。この時の乳歯のかみ合わせによって、顎が正しく成長するかどうかが決まります。

    もし、乳歯がむし歯になってかみ合わせに問題が生じた場合どうなるでしょう?子どもに限らずヒトには噛みやすい方で噛む癖があるため片噛みになってしまいます。そうなるとあごが噛み癖のある方に動いてしまい左右前後で顎の成長量にずれが生じてしまいます。

    また、乳歯を抜いてしまうと、奥の方の歯が手前に倒れこんでしまい、歯並びや噛み合わせも乱れてしまいます。

    綺麗な永久歯の歯並びを獲得するためには、きれいな乳歯の歯並びが必要不可欠なのです。

    また、乳歯の虫歯が多いと、永久歯も虫歯のリスクが高くなってしまい永久歯においても削って、詰めての治療が繰り返されます。

    めざせ乳歯で虫歯0!永久歯も虫歯0!!

     

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