小児歯科

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    2020.05.11

    虫歯になりやすい子どもの歯・大人の歯

    成長の各ステージにおいて虫歯になりやすいところは変わってきます。例えば、奥歯がまだ生えていない頃は上の前歯が、奥歯が生えてくると奥歯の歯と歯の間、噛み合わせの面が虫歯の好発部位になります。

     

    特に子供の歯は、大人の歯と比較して歯の結晶構造が不安定なので、ひとたび虫歯になってしまうと一気に拡がってしまいます。つまり虫歯の進行スピードが速いということです。

     

    また、生えてきたばかりの大人の歯についても同じことが言えます。生えてきたばかりの大人の歯は、乳歯同様歯の結晶構造が未成熟なので虫歯になりやすいのが特徴です。

     

    6歳頃に生えてくる6歳臼歯は歯の側面の頬面溝と呼ばれる部分が虫歯になりやすく、生えはじめからのケアが大変重要になります。

     

    子どもの虫歯の予防・虫歯の進行抑制は開始時期と定期的に行うことが大切です。生涯自分の歯で健康に過ごせることの素晴らしさを共有できれば幸いです。

     

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    2020.05.11

    矯正治療前の習癖改善

    歯並びの乱れる原因として、お口の周りの様々な習癖が関与していることが分かっています。

    顎顔面の筋肉が正しく機能することで、顎顔面の筋肉は正しく成長・発達をすることができます。

    とくに影響が大きのが「お口がポカン」とあいていること。原因は鼻呼吸が困難で口呼吸をしているためです。

    鼻炎や鼻づまりの症状によっては耳鼻咽喉科での改善が必要になります。鼻の機能に大きな問題がなければ、口呼吸から鼻呼吸へのトレーニングを行うことで様々な改善が図れます。

    改善されることの一例として、

    • 正しい顎の成長発育を獲得できる
    • それによって、歯並びが改善されることがある
    • 矯正治療が必要になった場合、治療がスムーズになる
    • 鼻呼吸による全身の免疫機能の向上

    などがあげられます。

    治療は口呼吸改善用のマウスピースを用いて行います。使用上注意事項はありますが、幼児期の比較的弱年齢者でも使用が可能です。

    ご不明な点がありましたらご相談ください。