小児歯科

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    2021.06.23

    乳歯のむし歯

    乳歯は、胎児期から乳児期の短い期間で作られます。

    そのため、歯の外側のエナメル質も内側にある象牙質も、永久歯の半分の厚さしかありません。

    また、成長に伴い変化するかみ合わせに対応できるよう、永久歯より柔らかく、すり減りやすい構造になっています。

    こうした事情から、乳歯はむし歯になりやすかったり、歯の神経に虫歯が達しやすかったり、欠けたりしやすいのです。

    一度むし歯ができてしまうと、お口の中の常在菌が悪い方に傾いてしまい、

    むし歯になりやすい口腔内になってしまいます。

    乳歯は最悪むし歯になっても生えかわりがありますが、永久歯は一生使う歯なので充分な注意が必要です。

    むし歯になりにくい強い歯質を作るには、フッ素の使用が不可欠です。

    うがいができない時期は塗布するジェルタイプのフッ素を、

    うがいができるようになったら、洗口タイプのフッ素を使用して、

    むし歯になりにくい強い歯質を作りましょう!