小児歯科

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    2020.06.30

    歯を抜いたままにしておくと(+_+)

    むし歯や歯周病、もしくは事故などで歯を失ったとき。抜けたままにしておくと様々な弊害が出てきます。

     

    乳歯の場合、生えかわりよりも早く歯を失ってしまうと、次に生えてくる大人の歯が生えるための場所が失われてしまいます。なぜなら歯がないところの前後の歯が倒れこみ、隙間がなくなるからです。

     

    そのため、早期に歯を失ってしまった場合には、歯が傾かないようにするための装置を入れることがあります。ただし、このような場合、歯並びが乱れる可能性が高いため、後々矯正治療が必要になることも多くあります。

     

    大人の場合も、子どもと同じように、前後の歯が倒れこんだり、歯が伸びてきたりします。そうなると、かみ合わせが全体的に歪んできて顎や周囲の筋肉に負担がかかるようになり、痛みを伴う場合があります。これが顎関節症です。

     

    歯並びやかみ合わせが大きく乱れてしまうと、歯を失った場所に歯を入れたくても入れることができなかったり、その後の治療が困難になります。

     

    まずは、歯を失わないようにすること、万が一にも歯を失った場合には、早めの治療が必要になります。

     

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    2020.06.23

    最近の検診の傾向

    新型コロナ感染症がやや落ち着き、少しずつ日常が戻りつつあるかと思います。

    外出自粛期間を経て、久しぶりに検診で来院される方も多く、お変わりなく元気な姿を見せて頂き嬉しく感じています。

    その一方で、外出自粛期間においていつもと異なる家での生活のためか、検診にてむし歯があるお子様がややいつもより多く感じます。

    原因は様々ですが、外出自粛期間中に家庭での食習慣特に間食習慣が多くなったり、生活リズムの変化などがあげられます。

    むし歯は初期の状態ではあまり症状は見られません。ある程度進行した後に痛み・しみが出てきます。

    特にもともとむし歯リスクの高い方は注意が必要です。

    定期受診と適切なケアを行い、むし歯0を目指しましょう!

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    2020.06.20

    学校歯科検診、幼稚園(保育園)歯科検診

    新型コロナ感染症の影響でこれから歯科検診を実施する園や学校も多いと思います。

    学校検診では、一度に多くの園児・学童の検診を実施するため、むし歯の有り・無しで若干の誤差が生まれます。

    検診にてむし歯にチェックがあった場合はもちろん、なかった場合も歯科医院にて検診を行ったことがなければ検診を行うことを推奨します。

    歯科医院では、目では見えない歯と歯の間の部分をレントゲンで確認したり、むし歯にならないための歯みがきの確認などを行うからです。

    むし歯にならないこと、歯周病の予防をすることも大事ですが、それ以外にも噛み合わせ、歯並びも見ていくことがとても大事になります。

     

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    2020.06.02

    1歳半検診はどうして大事?

    1歳6か月という年齢・月齢というのは、早い子で乳歯が4番目まで生えている状態になります。

    前から4番目の歯は第一乳臼歯と呼ばれる奥歯の一つで、乳歯列における噛み合わせのかみ合わせで重要な役割を果たします。

    これまでの前歯だけという状態から奥歯が生えてきたことにより、食べれるものが増える一方で、むし歯のリスクも高くなります。

    この時期にむし歯になりやすい箇所は、上の前歯と奥歯のかみ合わせの部分になります。離乳食開始から一定期間が経っているため、むし歯予防としてフッ素の使用開始が重要になります。

    ハミガキの方法だけが予防ではなく、正しい生活習慣、食生活を身に付けることでむし歯や歯周病の予防、歯並びの予防に繋げることができます。

    また、仕上げ磨きや、検診等を介して子どもは自分以外の他人からお口の周りや中を触られる機会が増えます。

    この積み重ねで、少しずつ慣れていくことから予防歯科は始まります。

    ここから定期健診デビューをしてみてはいかがでしょうか?(^▽^)/