小児歯科

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    2019.12.04

    6歳臼歯の予防

    こんにちは、院長の助廣です。

    皆さま、6歳臼歯って聞いたことがありますか?6歳臼歯は一番後方の乳歯のさらに後ろから生えてくる永久歯で、6歳前後で生えてきます。

    6歳臼歯が生えてくるときには、歯茎を突き破りながら生えてくるので、その際に歯茎が腫れやすく痛みを伴う場合があります。

    また生えたばかりの永久歯は、表面が未成熟で虫歯になりやすい状態です。生え始めの頃からしっかりと歯ブラシを当てて磨き残しがたまらないようにしていくことが非常に重要になります。

    6歳臼歯をむし歯から守るには、家庭でのケアと、フッ素による歯の強化、そしてシーラント呼ばれる奥歯に対する虫歯予防処置が大変重要になります。

    早めの予防と適切な処置が永久歯虫歯0への第一歩です!

     

    熊本市東区長嶺南1‐6‐5

    すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.04

    小児治療で大事なこと

    こんにちは、院長の助廣です。

    成人の歯科治療のゴールは様々ですが、一つ上げるとすると痛みなどの不自由なく日常生活が送れることではないでしょうか。

    では、小児歯科の場合の治療の目標・ゴールはどうでしょう?

    一番は成人同様痛みなど不自由のない日常生活が送れることです。しかし、小児治療では、月齢や年齢によって、治療ができるかどうかが左右されます。

    無理やり押さえつけて治療をすれば、おそらく虫歯はなくなり不自由のない状態を得ることができます。ただし、それでは治療後に子どもの中ではおそらく歯医者さんは押さえつけられる怖いところというイメージができてしまい将来歯科受診が難しくなってしまうかもしれません。

    そうならないように、私たちが大事にしていることとして、子どもができる範囲で診療を行い、「できた」という経験を積み重ねることで、少しでも心にプラスの貯金を残すこと。

    そのようにすることで子どもたちは、治療に自信を持ちできるようになっていきます。

    その場で虫歯を完璧に治療することも大変すばらしいことですが、それ以上に将来歯科嫌いにならないようにすることも大事ではないでしょうか。

    将来を考えた診療を私たちは常に考え治療にあたることが小児治療を行う上で最も大切なことであると考えております。

     

    小児歯科 ひざ上診療 予防

     

     

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    2019.12.04

    定期健診は何歳から?

    こんにちは、院長の助廣です。

    時々、子どもの定期健診はいつからがいいですか?とご質問を頂きます。定期健診は歯が生える生後約6か月頃からが開始時期です。

    ちょうどこの時期になると離乳食が始まり、赤ちゃんもお口に何かを入れることに興味を持ち始めます。

    そのため、今まで以上にお口の中にいろいろな物が入る機会が増え、虫歯菌が侵入してくる可能性が高くなります。

    この時期は、生えてきた歯に問題がないかどうか、これから虫歯を作らないためにどうアプローチをしていけばよいのか、正しい知識を取り入れ実践していくことが重要になります。

    それと、少しずつ歯科受診に慣れてもらうための第一歩という意味で、6か月での検診は非常に重要な意味を持ちます。

    3~4か月に一回の検診で、お口の状態の確認、家庭でのケアの確認、定期的なフッ素塗布を行い、3歳までに習慣化することで虫歯のない永久歯列を作ることができます。

    大切なお子様へ、虫歯がない永久歯を作ることはきっと素敵な贈り物になるはずです!

     

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    すけひろ歯科・kidsデンタルクリニック

    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.03

    小児矯正マイオブレースについて

    こんにちは、院長の助廣です。

    今回は、先日ブログにてご紹介させていただいたマイオブレース矯正について少し詳しく説明していきます。

    マイオブレースとは、オーストラリア発祥の矯正治療です。マウスピース型の装置とアクティビティと呼ばれるトレーニングを行うことで、顎の成長発育に影響を与える習癖を改善し、顎・顔面の筋機能を健全化することで、歯並びを改善させる方法です。

    通常、矯正治療後には保定装置と呼ばれる歯並びが元に戻るのを防ぐ装置を装着し続けなければなりません。

    マイオブレースでは、歯並びに悪影響を与える習癖を改善させながら、歯並びが改善するため、歯が綺麗に並んだあとに保定装置を装着する必要がありません。

    矯正期間は約2年、通院は月に1回程度です。装置の使用は日中1~2時間と就寝時になります。

    適齢期としましては、6歳~8歳頃です。6歳からとしているのは、使用にあたり、アクティビティ(トレーニング)の趣旨をしっかり理解し、装置を使用できる年齢の目安です。

    前歯の歯並びがガタついているなど、歯並びに問題が生じている場合には早めの矯正開始が、全体の歯並びの予防につながります。

    ご不明な点がありましたら何なりとご相談ください。

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.02

    小児矯正治療で使用する装置

    こんにちは、院長の助廣です。

    早速ですが、矯正治療と聞くとどのように歯を動かすと想像しますか?

    おそらく多くの方がワイヤー(針金)を用いた矯正治療をイメージすると思います。

    実は、このワイヤーを使った方法の他にマウスピースを使った方法があることをご存じでしょうか?

    どちらも歯並びの改善は図れますが、それぞれのメリット、デメリットをしっかりと理解しておくことが大変重要となります。

    ワイヤーを用いた方法では、歯に直接ワイヤーの力をかけて歯を動かします。その過程で、顎の幅が不足していれば、顎を広げるための装置を用いて歯が並ぶためのスペースを作っていきます。この方法のメリットは、歯科医院での調整が主で患者さんが家で特別な管理をする必要がないという点です。

    デメリットは、装置の違和感、虫歯リスクの上昇、歯並びが悪くなった根本原因が解決されないことです。

    マウスピース型装置を用いる方法は、主にマイオブレースと呼ばれるものを使用します。メリットは、取り外しが可能なので、矯正開始後でも食事などの日常生活に影響がない、装置による虫歯リスクがない、歯並びが悪くなった根本原因である習癖の改善ができることです。

    デメリットは、取り外しが可能なため、患者さんの使用状況に治療結果が左右されることです。

    実は、この根本原因を改善できるかどうかが非常に重要で、歯並びに悪影響を与える習癖が改善されないと矯正治療後に後戻りといって、歯並びが元に戻ろうとする力が働きます。

    それぞれのメリット、デメリットを比較して、お子様にあった小児矯正を始めることが大変重要ですね。

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.02

    鼻呼吸と歯並び

    こんにちは、院長の助廣です。

    日常生活でお子様の気になる癖はありませんか?口がポカンとあいている、寝ているときにいびきをするなど。

    実はこれらには共通の問題があり、それは呼吸に問題がということです。

    鼻で呼吸ができないと、口呼吸といいお口で呼吸をする習慣が身についてしまったり、就寝時にも口をあけて寝ているためいびきをしてしまったり。

    鼻には外界からの異物を排除する繊毛(鼻毛)があり、そのほか肺に入る空気の温度を最適化するなど、呼吸に特化した構造を持っています。

    一方、お口にはそのような組織はなく、外界からの空気に有害物質があってもそれらを排除する機能は備わっていません。

    つまり、お口には健全な呼吸に必要な機能が備わっていないのです。

    そのため、鼻で呼吸をする子どもと、口で呼吸をする子どもでは使われる顔面の筋肉の動きが異なります。

    この筋肉の動きの違いが顎の成長発育に影響を与えます。きちんとした鼻呼吸を獲得できている子どもの顎は正しい成長発育を示し、そうでない子どもの顎は成長が不足する傾向があります。

    顎が正しく成長発育をしている場合には、歯並びが乱れることはほとんどありません。

    お子様の歯並びが気になる場合には、一度このような癖があるかどうかをみておくといいですね。

     

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    院長 助廣 都祈

     

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    2019.12.01

    歯並びの乱れ

    こんにちは、院長の助廣です。

    皆さまは歯並びが乱れる原因は何だと思いますか?歯が大きすぎるから?歯が変な方向に生えてきたから?遺伝?

    歯並びが乱れる原因は歯が並ぶのに必要なスペースに対して、顎の幅・スペースが小さいことが原因です。

    顎が小さくなることの原因としては、幼児期の顎の成長発育の不足があげられます。

    顎の成長発育には、顎や顔の周りの筋肉の働きが必要不可欠で、正しい筋肉の動きを獲得することが重要になります。

    正しい筋肉の使い方を覚えることが、歯並びの予防の第一歩です。

     

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